
「嘘だろ……」
朝起きてニュースを見た瞬間、思考が完全に停止しました。
スマホを持つ手が震えるほどの衝撃です。
サウジアラビアで開催されるボクシングの祭典「リヤド・シーズン」。
そのアンダーカードで、新たな階級での伝説をスタートさせるはずだった、寺地拳四朗選手の試合が、まさかの中止となりました。
対戦相手のウィリバルド・ガルシアが緊急入院。
ドクターストップによる試合キャンセルです。
計量直後だったにも関わらず、あと少しでゴングだったのに。
あまりにも残酷な結末に、正直、まだ心の整理がつきません。
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試合キャンセルの詳細(事実関係)
現時点で判明している事実は以下の通りです。
- 中止カード: 寺地拳四朗 vs ウィリバルド・ガルシア
- 理由: 対戦相手のガルシア(メキシコ)が体調不良を訴え、現地の病院へ救急搬送されたため。
- 状況: 医師の診断により「試合不適格」と判断され、ドクターストップ。
- 結果: 代役を探す時間的猶予もなく、試合そのものが「中止(Canceled)」となりました。
具体的な病名や症状については、現段階では公式から詳細な発表はなされていません。
しかし、世界戦の舞台直前で入院という事態は、よほど深刻なコンディション不良があったものと推測されます。
拳四朗の「失われた時間」を思うと胸が痛い
もちろん、ガルシア選手の体調は心配です。リング禍が起きる前にストップがかかったことは、最悪の事態を防いだという意味で正しい判断だったのでしょう。無理やりリングに上げさせるわけにはいきません。
それは頭では分かっています。
でも、拳四朗選手のことを思うと、胸が締め付けられるほど苦しいのです。
今回の試合は、7月に判定負けしWBC、WBA世界フライ級統一王座から陥落。再起戦で「Sフライ級・3階級制覇」への重要な初戦でした。
- 日本から遠く離れたサウジアラビアへの長時間移動
- 不慣れな環境、時差ボケとの戦い
- そして、階級を変えての肉体改造と調整
これら全てを「プロ」として完璧にこなし、体を作り上げ、マインドを研ぎ澄ませてきたわけです。
「ここで勝って、Sフライ級でも最強を証明する」という並々ならぬ気合が入っていたはずです。
それが、自分の拳以外の理由で、一瞬にして奪われてしまった。
ゴングすら鳴らずに終わってしまった。
「試合は延期して、また組み直せばいい」
外野は簡単にそう言うかもしれません。
しかし、一度極限まで仕上げた肉体と、張り詰めたメンタルを、一度ほどいてまた一から作り直すのがどれだけ地獄か。
ボクシングファンなら、想像するだけで吐き気がするほどの徒労感です。
彼の数ヶ月間の努力、節制、闘志が、行き場を失って宙に浮いてしまったのです。
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リヤドの祭典にポッカリと空いた穴
明日のイベントは、我々日本のボクシングファンにとっても特別な「祭り」でした。
メインイベントはもちろんですが、その重要なピースとして、拳四朗選手がフライ級でどう暴れるのか。その光景を誰もが楽しみにしていました。
「日本人祭り」になるはずだったリヤド・シーズン。
その一角が崩れたことで、楽しみな気持ちに冷や水を浴びせられたような感覚です。
もちろん、他に出場する日本人選手の試合は全力で応援します。
でも、心のどこかで「ここに拳四朗がいないんだ」という大きな喪失感を感じながら中継を見ることになりそうです。
やりきれない思いと、これからの拳四朗
本当にやりきれない。
ただただ、無念です。
今はまだ情報が少ないため、取り急ぎ「試合はなくなった」という事実だけをお伝えしました。
一番辛いのは、間違いなく拳四朗選手本人です。
心がポッキリと折れてしまわないか、モチベーションを維持できるのか、それだけが心配です。
でも、彼は誰よりもメンタルの強い王者です。
この不運さえもバネにして、必ずまた最強の姿で戻ってきてくれると信じるしかありません。
皆さんはこのニュース、どう受け止めましたか?
とてもとても残念なニュースとなりました・・

