ノニト・ドネア

【2025.12.17】堤聖也vsドネア激突!今日のボクシング見どころ・勝敗予想・配信情報を徹底解説【U-NEXT】

 

2025年のボクシング界を締めくくる年末興行がついにスタートします。
本日、12月17日(水)。東京・両国国技館で行われる「U-NEXT BOXING」は、オールドファンから新規ファンまで見逃せない、物語性の高いカードが揃いました。

メインイベントは、WBA世界バンタム級王者・堤聖也が、あの「フィリピンの閃光」レジェンド、ノニト・ドネアを迎え撃つ初防衛戦です。

本記事では、今日の興行の全容、各試合の「見どころ(キーポイント)」、そして勝敗予想を徹底的に深掘りします。これから視聴する方は、観戦のお供にぜひご覧ください。

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今日の興行概要と配信情報

まずは基本情報の確認です。本日の興行は地上波放送がなく、動画配信サービスでの独占ライブ配信となります。

  • 大会名:U-NEXT BOXING
  • 開催日:2025年12月17日(水)
  • 配信プラットフォームU-NEXT(独占ライブ配信)
  • 配信開始時間:16:30〜(予定)
  • 試合開始:アンダーカード含め順次進行

なぜこの興行が重要なのか?

この12月17日の興行は、単なるタイトルマッチではありません。「井上尚弥が去った後のバンタム級」の覇権争いであり、同時に「レジェンド・ドネアの最終章」を目撃する日でもあるからです。

メインイベント:堤聖也 vs ノニト・ドネア

試合の構図:不屈の王者 vs 伝説の英雄

この試合の最大の見どころは、「勢いとスタミナの王者」vs「一撃必殺の経験値」という対照的なスタイルの激突です。

🔴 王者:堤聖也(志成)

堤選手は、決してエリート街道を歩んできたわけではありません。
穴のないボクシング」と称される鉄壁のガードと、後半にかけて尻上がりに調子を上げる無尽蔵のスタミナが武器。前回の王座獲得戦では、ダウンを奪われながらも驚異的な粘りで挽回し、悲願のベルトを巻きました。
彼にとってドネア戦は、単なる防衛戦ではなく「世界的な知名度を得るためのテスト」です。レジェンドを引退に追い込むような内容で勝てば、一気にバンタム級の主役に躍り出ます。

🔵 挑戦者:ノニト・ドネア(フィリピン)

説明不要のレジェンド。かつて井上尚弥と2度の死闘を演じた「フィリピンの閃光」も、今年で43歳を迎えています。
多くの専門家が「引退の時期」を囁く中、彼は再び日本のリングを選びました。全盛期のスピードは失われているかもしれませんが、あの「左フック」の破壊力とタイミングは、一瞬でも気を抜けば試合を終わらせる魔力を秘めています。

【見どころ解説】勝負を分ける3つのポイント

この試合、単に「若さか経験か」という言葉では片付けられない技術戦が予想されます。

  1. 「魔の左フック」を巡る攻防
    ドネアの左フックは、相手の右ストレートに合わせて放たれるカウンターが真骨頂です。堤選手はガードが堅い選手ですが、攻めに出た瞬間の「一瞬の隙」をドネアは狙っています。堤選手がいかに被弾せずに距離を潰せるかが最初のカギです。
  2. 中盤以降の「心肺機能」勝負
    ドネアの弱点は明確に「スタミナと年齢」です。前半3〜4ラウンドまでは互角、あるいはドネアの強打が光るかもしれませんが、ラウンドが進むにつれて堤選手のプレス(圧力)が効いてくるはずです。堤選手が前半を耐え、後半に「泥臭い消耗戦」に持ち込めば、勝率はグッと上がります。
  3. ドネアの「覚悟」と日本のファンの空気感
    ドネアは日本で愛されているボクサーです。会場の空気は、王者・堤を応援しつつも、どこかで「レジェンドの最後の一花」を期待する独特なものになるでしょう。この会場の熱気が、どちらの背中を押すかにも注目です。

セミファイナル・注目アンダーカードの見どころ

今日の興行はメインだけではありません。世界タイトルマッチが複数組まれており、非常に豪華なラインナップです。

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WBO世界フライ級タイトルマッチ:アンソニー・オラスクアガ vs 桑原拓

日本のボクシングファンにはおなじみ、中谷潤人や井上尚弥とも交流の深いアンソニー・オラスクアガが登場します。
対するは、スピードスター・桑原拓(大橋)。

  • オラスクアガの魅力
    とにかく好戦的。打たれても下がらず、笑顔さえ浮かべて打ち返してくる「ハートの強さ」が魅力です。日本のファンからも非常に人気があります。
  • 桑原の勝機
    桑原選手の武器は、目にも止まらぬハンドスピードとフットワーク。以前、ユーリ阿久井政悟選手に敗れはしましたが、そこからさらに技術を磨いています。
  • 展開予想
    「激闘型 vs スピード型」。オラスクアガが強引に距離を潰して乱打戦に持ち込むか、桑原が足を使い切ってポイントアウトするか。KO決着必至のスリリングな展開になるでしょう。

WBO世界ライトフライ級王座決定戦:高見亨介 vs レネ・サンティアゴ

無敗のホープ、高見亨介がついに世界初挑戦です。
高見選手はアマチュアエリート出身で、プロ転向後も底を見せていません。非常に完成度が高く、今回も「通過点」としてクリアする可能性があります。
相手のサンティアゴも強豪ですが、日本の次世代エース候補がどのようなパフォーマンスを見せるか、世界への名刺代わりの試合となるか注目です。

【深読み】井上尚弥の「影」とバンタム級の未来

今日の試合を楽しむ上で、頭の片隅に置いておきたいのが「井上尚弥(モンスター)」の存在です。

井上尚弥選手は現在スーパーバンタム級に上げており、12月27日(土)にはサウジアラビアでの試合(vs アラン・ピカソ)を控えています。
今日戦うバンタム級の選手たちは、かつて井上が「4団体統一」をして焼け野原にした階級で、新たな王座を築こうとしている者たちです。

  • ドネアは、井上尚弥に敗れた後も戦い続けることで、自身のボクシング人生を完結させようとしています。
  • 堤聖也は、井上尚弥と同世代でありながら、全く違うルートで這い上がってきました。「井上がいなくなった後のバンタム級はレベルが落ちた」とは言わせない、そんな意地が今日の試合には込められています。

今日の試合結果は、来年以降の中谷潤人(現WBCバンタム級王者)との統一戦線にも直結します。もし堤選手が勝てば、日本人同士のビッグマッチが見えてくるでしょう。

まとめと勝敗予想

最後に、本日のメインイベントの展開をズバリ予想します。

【予想:堤聖也の8〜10ラウンド TKO勝利】

理由:
序盤、ドネアの左フックや右ストレートが危険なタイミングで飛んでくるシーンはあるでしょう。しかし、堤選手のガードワークとフィジカルの強さは、現在のドネアが12ラウンド捌き切れるレベルを超えています。
4ラウンド以降、ボディワークとプレスでドネアをロープ際に詰め、中盤以降にスタミナが切れたドネアを連打でまとめると予想します。
ただし、ドネアの「一発」は最後まで怖いです。もし堤選手が不用意に打ち合いに応じれば、大逆転のKO負けもあり得ます。その「緊張感」こそが、今日の最大のエンターテインメントです。

ボクシングファンは今すぐ視聴準備を!

この試合は、後から結果を知るのと、ライブでその「空気」を感じるのとでは雲泥の差があります。
レジェンド・ドネアのラストダンスになるかもしれない一戦。そして、雑草魂・堤聖也が真のスターになる瞬間。

その目撃者になるのは、画面の前のあなたです。
16:30からの配信(メインは夜20:00頃〜予想)をお見逃しなく!


※補足:今後の注目スケジュール

  • 12月27日(土):井上尚弥 vs アラン・ピカソ(リヤド・シーズン)
  • 年末の大晦日興行(井岡一翔ら)

12月のボクシングカレンダーは熱い試合が目白押しです。今日の興行でボクシング熱を高め、年末まで突っ走りましょう!

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