ノニト・ドネア直近の試合、対レイマート・ガバリョの試合をプレイバックします
同じフィリピン同士の戦いですね。ガバリョはこれまで全勝で来ていて勢いのあるボクサー
そのガバリョをドネアがどう戦うのか。詳細を書いていきます
そして今後のバンタム級の行方も書いていきます
ノニト・ドネアVSレイマート・ガバリョ
ここでレイマート・ガバリョの戦績を紹介
本名:レイマート・グランデ・ガバロ(日本ではガバリョ表記)
生年月日:1996年8月24日
国籍:比
身長:169cm
戦績:23戦23勝(20KO)(当時)
【獲得タイトル】
ABCO(WBCアジア)スーパーバンタム級王座
WBA世界バンタム級暫定王座
WBC世界バンタム級暫定王座
かつては井上尚弥のスパーリングパートナーとして来日、井上尚弥にボコボコにされる日が続き泣いていたとか・・
WBSSバンタム級トーナメントでも出場したエマニュエル・ロドリゲスにも判定で退けています(これには色々疑惑がありロドリゲスが勝っていたとも)
エマニュエル・ロドリゲスに勝ち、WBCバンタム級暫定王者に!そしてウーバーリに勝ったドネアと団体内統一戦が行われました。
2021/12/11 WBC世界バンタム級タイトルマッチ、
WBC正規王者ノニト・ドネアVS暫定王者レイマート・ガバリョ
試合詳細
・1~3ラウンド
フィリピンの新旧対決、25歳と39歳の戦い、どちらも動きはいいですね!
ガバリョは前回のロドリゲス戦と比べると、肩回りが一回り以上でかくなっているように感じます。
かなりトレーニングを積んできた証拠
ガバリョパンチがキレている。積極的にドネアに対し左フックやストレートを打ちこんでいくが、ドネアも待ってましたとばかりに打ち終わりに得意のカウンターを打ち込もうとしています
ガバリョ左ジャブの後にドネアカウンターの右ストレート!ガバリョ浅かったがパンチもらう
ドネアがさらにプレッシャーをかけ始めます。ドネア独特なステップでガバリョに近づくもお互いフェイントのかけ合いか、手が出ない。だがドネア間合いを詰めて右ストレートを放ったと同時に、ガバリョが左フックのカウンターを当てる!まさにドネアを彷彿とさせるカウンター。
一進一退攻防が続いています。決してガバリョも負けていない、逆にドネアに対しカウンターを当てようとしている、あともう少し深ければダメージを与えられるが、ドネアも同じくカウンターを狙っているので、カウンターのカウンターみたいな感じ。
ガバリョ右眉をカットする。ノーモーションの右が当たったのが切れたのか
ドネアは戦略を変更したか、顔面の攻撃と見せかけて、ボディーに切り替える。
1~3ラウンドはややドネア優勢
・4ラウンド
ドネアボディ攻撃に切り替えてるのか、時折右ボディーストレートがガバリョに入る。そして意識を下に(ボディー)持っていって上(顔面)をカウンターで狙うドネア。
徐々にドネアペースとなるのか、ガバリョ、ジャブからワンツーストレートを放つが、ドネアギリギリで外し、逆に右ボディーストレートをガバリョに浴びせる。徐々に効いてきてしまうか・・
そして右ボディーについで左ボディーも入る!そしてドネア、ガードからもう一度渾身の左ボディー(レバーブロー)が入りガバリョダウン!
ガバリョ苦しそう・・ガバリョ立ち上がろうとするが、苦しくてもう一度しゃがみ込み、ここで10カウント!
4ラウンド2分59秒、ノニト・ドネアのKO勝利!
ガバリョは初の敗北 24戦23勝(20KO)1敗となりました。
まとめ
ノニト・ドネアVSレイマート・ガバリョのWBCバンタム級団体統一戦は、4ラウンド2分59秒、ノニト・ドネアの左ボディーブローが炸裂し、ドネアのKO勝利となりました
ガバリョは途中まで頑張ったが、ドネアの経験値には敵わなかったか・・
これでバンタム級各団体王者は
- WBAスーパー:井上尚弥
- IBF:井上尚弥
- WBC:ノニト・ドネア
- WBO:ジョンリル・カシメロ 暫定王者:ポール・バトラー
WBOはカシメロのゴタゴタがありこの先どうなるか分からずですね・・
WBAスーパー/IBF/WBC 世界バンタム級3団体統一戦が2022年6月7日に日本で行われます。
WBAスーパー、IBF王者:井上尚弥 VS WBC王者:ノニト・ドネア
尚弥VSドネアの再戦なので、ドネアの覚醒がどこまでなのか、それとも井上尚弥が返り討ちを遂行するのか?
4団体統一は今後あるのか?この先もホント楽しみしかないですね!
おわり
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