「沖縄のKOキング」「和製ローマンゴンサレス」
比嘉大吾が2月4日、WBC世界フライ級タイトルマッチを地元沖縄で2度目の防衛戦を行います
また具志堅用高が沖縄で敗れて以来、37年ぶりの沖縄での試合で大変盛り上がっていますね
比嘉大吾といえばあの大きな背中が特徴なのでその秘密や、海外の反応も調べたいと思います
プロフィール
比嘉 大吾(ひが だいご)
生年月日:1995年8月9日
階級:フライ級
身長:160.1㎝ リーチ:164㎝
出身:沖縄県浦添氏
所属ジム:白井・具志堅スポーツジム
戦績:14戦14勝14KO
ボクシング漫画「はじめの一歩」の主人公「幕の内一歩」をリアルで行く”リアル幕の内一歩”と言われる
(全試合全KO勝ちのため)
白井・具志堅スポーツジムの具志堅用高会長が比嘉大吾をスカウトしてジムに入会
地元沖縄で防衛戦
比嘉大吾が2度目の防衛戦を早くも地元沖縄で開催します
対戦相手は、フライ級10位のイセス・フエンテス(メキシコ) フジテレビで20時から放送
このイセス・フエンテスは30歳(25勝14KO4敗1分)
WBOミニマム級、WBO・L・フライ級(暫定)で2階級を制したメキシコの実力者です
昨年12月、田中恒成(畑中)とのWBO世界L・フライ級王座決定戦ではいいところなく敗れたが、軽量級の実力者であることは間違いないので注意が必要です
それにしても沖縄県民にとってはとても嬉しい事ですね!
その人気も相まってチケットはなんと「10分で完売」したそうです
そりゃそうですよね!地元沖縄で37年ぶりに開催される世界戦ですから
しかもあの具志堅用高以来の沖縄で防衛戦ですから
出身地の浦添市では市役所がパブリックビューイングを予定するなど盛り上がりを見せています
まるでサッカーWカップの日本代表の試合みたいですね
しかもこの試合が日本記録に並ぶ15戦連続KO勝利がかかっていますからプレッシャーもあると思いますが、
比嘉大吾は「しっかりKOで勝つ。必ず前半でやります」と気合十分です
連続KO日本記録
日本記録・・・15連続KO勝利
1985年-浜田剛史(帝拳)
2007年-牛若丸あきべぇ(協栄)
元WBC世界スーパー・ライト級王者・浜田剛史が1980年2月から1985年4月まで負け知らずで15連続KO勝利を記録した。この間、無効試合が1試合あった
2007年9月には日本ウェルター級1位の牛若丸あきべぇ(協栄)が15連続KO勝利を達成
ここに比嘉大吾の名前が載るのでしょうかね?
ちなみに世界の連続KO記録は、ラマー・クラーク(米国)の「44連続KO勝利・・」
しかし、一晩に6人と対戦したり、レスラーや町の力自慢と対戦したりと、中味の濃さに大いに問題が残る結果です。。
対照的に価値のあるのが、ウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)の31連続KO勝ちです
これは74年から81年にかけて記録されたもので、17度の世界戦(スーパー・バンタム級)を含んだ数字である。
ゴメスは後に3階級制覇を成し遂げており、実力で樹立した記録といえますね
ちなみに、マイク・タイソンは19連続KO
世界戦での連続KO記録は
現在「パウンドフォーパウンド」1位に君臨している”GGG”ゲンナジー・ゴロフキンは17連続KO (世界戦です)
ウィルフレド・ゴメス 17連続KO (世界戦です)
背中の秘密や海外の反応は?
比嘉大吾といえば、あの大きな発達した背中の筋肉(広背筋)
一体どうやってあの「超合金」を手に入れたのか?
まずこの背中
びっくりするほどの逆三角形です。ボディービルダーかと疑うほど
この筋肉で体重がフライ級なので50.8kgととんでもないです
この背中の筋肉とパンチ力は密接していて、腕だけでのパンチは限界があります(手打ち)
そこで、背中の筋肉を使って(下半身もですが)連動させてぐぐっとパンチを打ち込むことによって
パンチ力が増大するんです
これは野球などもそうですが、「速い球を投げる、遠くに飛ばす」には背筋力が不可欠です
背筋が強い人は早い球や遠くに物を飛ばせたりできます
この「背筋力」が比嘉大吾のKOキングの秘密ではないでしょうか?
また比嘉大吾さんは格闘技界のトップアスリート達と一緒に階段ダッシュトレーニングをしています。
ボクシングだけにとらわれず、異業種のトレーニングも行っているのですね
海外の反応は
前回の対戦で同級5位の挑戦者トマ・マソン(フランス)に7回TKO勝ちした試合でも海外の評価は素晴らしいものでした
比嘉のボディ打ちは、単純だが厄介だ。
6ラウンドまで全て比嘉のラウンドだし、マソンは壊れかかっていた。
7連続の左フック/アッパーカットが印象に残っている。
比嘉のボディはえげつない。
比嘉は強いように見えた(おそらく以前よりもパワーを抑えたかもしれない)が、挑戦者は彼に挑戦するレベルではなかった。比嘉が次に統一戦をできることを願っている。
などいい評価コメントを付けています
まとめ
具志堅用高にあこがれて白井・具志堅スポーツジムに入り、そこから2014年にデビュー
わずか3年で世界王者まで駆け上がりました
今回が地元沖縄で2度目の防衛戦です 力む気持ちもわからなくないが、いい結果を期待します
ただ10㎏の減量が試合にどう影響するか・・心配です 階級を上げた方がいいかもですね
そしてあの背中の筋肉はKOキングの源ということです
海外の反応もいいので、今回の試合でKO勝ちして井上尚弥と共に軽量級は
日本人はスゴイという事を見せつけてほしいです
連続KO日本記録もかかっているので、ダブルで防衛できたら最高です
期待します
おわり