井上尚弥

井上尚弥はパッキャオを超えられるか?何階級まで行ける?

「井上尚弥はパッキャオを超えられるか?」

 

これは日本のボクシング界のみならず、アジアを飛び越して世界のレジェンドを超えることができるかという事。

 

とてつもない未来の目標です。

 

ここまで井上尚弥は怪我こそあったが、順調にステップアップしていて、パウンドフォーパウンドでも上位にランキングしています。

 

夢への到達もあと少しというところまで来ています。

 

そのパッキャオを超えるという夢の詳細を書いていこうと思います。

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井上尚弥はパッキャオを超えることができるか?

多くのボクシングファンが「パッキャオを超えることを考えること自体無理」という意見を言います。

 

私の意見は、なぜ?という事。

 

並みの世界チャンピオンでしたら、パッキャオを超える事は無理かもしれません。だが、井上尚弥でしたら、簡単ではないと思うが、超えられないことはないと思います。

 

なぜなら、井上尚弥はかつてないほどの天性の才能のほかに、謙虚な素直な心を持ち合わせているので、まず崩れない。

 

今現在で「打たせずに打つ」事が出来てるのでまず負けることはない。

 

井上尚弥のボクシングのキャリアは、小学生低学年からお父さんとスタートしたので、20年ほどです。今の年齢で20年のキャリアってすごいですね。

 

お父さんの真吾さんがボクシングをやっていて、尚弥も「僕もやってみたい」から始まったボクシング。

 

ディフェンス面を完全にマスターしてから快進撃を続けて、

  • 高校7冠
  • 6戦目で世界チャンピオン
  • 8戦目で世界2階級制覇・世界ボクシング界年間MVP
  • 16戦目で世界3階級制覇
  • パウンドフォーパウンド6位

あれよあれよという間に凄まじいスピードで3階級制覇まで達成しました。

 

これだけでも、もうボクシングで成功したと思いますが、井上尚弥はまだ勝利に対し貪欲で「もっと強い相手と戦いたい」と。

 

理由としては、これまで「井上尚弥があまりに強すぎて対戦相手が見つからない」現象が起きてしまいました。

 

なのでこれまでで世界的に名ボクサーと戦ったと言えば、オマール・ナルバエスくらいでしょうか?そのナルバエスさえも、わずか2ラウンドで倒してしまう・・

 

そんな井上尚弥を見て、対戦相手はみんな逃げてしまい「ヒリヒリする」試合ができなく消化不良を起こしてしまう。

 

ここで更にスゴイ事なのですが、ここまでの戦績でやっと奪った世界王者ではなく、まったく相手に打たれずに打ち勝って奪った世界王者という事。

 

減量苦で拳を痛めたり怪我等がありましたが、ダメージなく、余力を持て余しているように見えます。といいますか、井上尚弥のMAX値がまだ見えません。

 

かつてこんなボクサーいただろうか?今時点でも具志堅用高以上ではないか⁉井上尚弥の本来の強さはまだまだではないでしょう。3階級制覇をしてまだまだですから・・

 

バンタム級に上げてやっと減量苦から解放され、本来に近い状態で試合に臨むことができました。

 

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井上尚弥とパッキャオとの比較

井上尚弥とパッキャオとはファイトスタイルが違うので比較は一概にはできませんが、比べてみたいと思います。

井上尚弥のファイトスタイル

井上尚弥のファイトスタイルはボクサーファイター。

 

最初は相手の動き、能力を見極めてインプット。情報収集が完了したら矢のような左ジャブで付いていき、左ボディーからの左フック⇒右のストレートのコンビネーションブローで相手を追い込んでKOへと導く。

 

またガードの上から威力抜群の右ストレートを放ち、ダウンも奪っていく。その間でもディフェンスは完璧で、決して相手からパンチはもらわない。また一瞬のスピードで間合いを詰めたり、バックステップで相手の攻撃をかわしたりディフェンスも完璧。

 

パッキャオのファイトスタイル

パッキャオはファイタータイプ。

 

何と言ってもパッキャオのストロングポイントは、圧倒的なスピード。一概にスピードと言っても、パッキャオのスピードは、

  • ステップインのスピード
  • パンチの回転力のスピード
  • ハンドスピード

これだけあります。

 

一瞬のステップインで相手の懐に入り、ワンツーを放ちKOの山を築き上げていく。

 

特に若い時のパッキャオは、イケイケドンドンで持ち前のスピードで相手を圧倒。多少の被弾は気にしないでとにかくファイターのごとく打ちまくりました。

 

ある程度経験を積んだらファイトスタイルを変えてボクサーファイターに変更。でも一瞬のスピードはパッキャオしかできない能力です。

 

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パッキャオになくて井上尚弥にある物は?

パッキャオになくて井上尚弥にあるのは何と言っても、ディフェンス力です。井上尚弥のボクシングのコンセプトは「打たせずに打つ」こと。

 

パッキャオは派手に打ち合うが、派手にKO負けもあります。

 

そこを井上尚弥は冷静に相手の動きをインプットして絶対にパンチをもらわない。

 

クレバーなボクシングを実践しています。

 

このままディフェンス力が上がって、井上尚弥がフロイド・メイウェザーみたいなディフェンス力を身に着けてしまったら、もう誰も井上尚弥を止められない。

 

そしてあの攻撃力・・鬼に金棒無双状態。世界のボクシング界に名を刻む可能性もなくはないと思います。

 

そのポテンシャルを井上尚弥は持っていると思います。本来の才能を開花したら。

 

なので結果としたら、「パッキャオを超えることはできる」と私は思います!!

 

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何階級まで制覇できるか?

はたして井上尚弥は何階級まで制覇することができるか?

 

今でさえ、フェザー級の世界ランカーとバチバチにスパーリングしてます。WBAバンタム級タイトルマッチのマクドネル戦の対策として、フェザー級の世界ランカーを招いてスパーリングも決行してました。

 

その世界ランカーも、あと少しで世界王者になりそうだった選手なので、そんなランカーと普通にスパーリングしています。

 

もはや日本で井上尚弥のスパーリングパートナーを探すのは無理なんです。それほど強くて相手が壊れてしまう・・

 

なのでフェザー級くらいまでは可能とジムの大橋会長はおっしゃっています。フェザー級と言うと、その前がスーパーバンタム級なので、5階級を制覇することになりますね。

 

大橋会長の夢展望は、井上尚弥を5階級制覇させてアメリカで、「パッキャオの再来」と言われること。

 

私の意見では井上尚弥でしたら、その上のスーパーフェザー級の6階級制覇まで挑戦してほしいと思いますが・・

 

井上尚弥の身長は165センチ、スーパーフェザーだと少し低いかなと思うけど、行けなくはないかなと思いますね。

 

ただ5階級制覇までは確実に行けると思います。

 

今年バンタム級王者のミッションは完了、来年はスーパーバンタム、再来年にはフェザー級と階段を昇って行ってほしい。

 

ただ井上尚弥自身は、バンタム級で長期政権を築きたいと思っているようで、バンタム級で具志堅用高氏の13連続防衛を抜きたいという願望があるみたいですが・・

 

今年の秋にWBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)バンタム級が開催されます。

 

井上尚弥がWBSSバンタム級で、優勝候補大本命です。優勝してしまったら、もうバンタム級には敵がいなくなり、階級を上げざるを得なくなる展開になると思うので、必然的に階級を上げて王者になるしかないと思います。

 

最強の相手を求めて階級を上げる井上尚弥になるというシナリオですね。

 

まとめ

井上尚弥がパッキャオを超えることができるかという質問に、多くのファンが「無理」と言っていますが、私は「可能」だと思います。

 

なぜなら、オフェンスもディフェンスも一級品の選手なんて井上尚弥の他にいないから。

 

あとは、パッキャオも「無謀」とも言える挑戦を受けて勝ってきたので、井上尚弥も「無謀」とも言える挑戦を受けて勝てば、アメリカの心を掴み、「パッキャオの再来」と言われる様になります。

 

その前に、井上尚弥との挑戦を受けてくれるかが心配ですが・・

 

おわり

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