ついに?やっと?いろんな意見があると思いますが、井上尚弥がリング誌パウンドフォーパウンド3位に!
世界のTOP3です。
他のランキングメンバーはそうそうたるメンバーですが、井上尚弥が世界で認められたのでホント嬉しい。
それとは逆にルイスネリ退治もしてほしかったが、消滅の可能性も・・
このPFP3位とネリとの対戦の事を書いていきます。
井上尚弥がパウンドフォーパウンド3位に
権威のあるリングマガジン社のパウンドフォーパウンドランキングで、井上尚弥がついにTOP3に!
これは日本ボクシング界にとっても快挙といっても過言ではないですね。
これまで井上尚弥は4位が最高位でしたが、先日のノニト・ドネア戦が評価されて、あのテレンス・クロフォードを抜いて3位にランクアップしました!
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VSノニト・ドネア戦は、大方の予想に反してドネアの攻撃が強烈で、眼窩低骨折やまぶたをカットまでさせて井上尚弥を最後まで苦しめ判定決着にまでもつれ込ませる。
逆にその逆境の中、プランを変更し、「アドリブ力」でその絶体絶命の危機を逃れ、逆にドネアに対しダウンも奪い形勢逆転した闘いをリング誌は大変評価して3位にランクアップしました。
なかには1位に井上尚弥を推す意見もあったらしいが、それはまだ時期早々らしく・・
対ドネア戦は年間最高試合になるかもですね!
それにしても、バンタム級転向後の井上尚弥は、世界チャンピオンとしか対戦していないですね。
バンタム級転向後の戦績
- 2018/05/25 ○1RTKO ジェイミー・マクドネル(英)※WBA王者
- 2018/10/07 ○1RKO フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)※元WBAスーパー王者
- 2019/05/18 ○2RKO エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)※IBF王者
- 2019/11/07 ○12R判定 3-0(116-111、117-109、114-113) ノニト・ドネア(比)※元5階級制覇
リアルに「強い」選手としか対戦していません。バンタム級の井上尚弥はかなりハードですね。
そのハードな世界王者たちをドネア戦を除いて、早い回でKOしてしまうのだからホントに”monster”です。
「パウンドフォーパウンド」ランキングが上がらないわけがないですよね!
パウンドフォーパウンドランキングはどうやって選出してるのか
リング誌のパウンドフォーパウンドランキングはどうやって決めているのか?気になりますね。
これは、「選定委員」のグループメールで話し合いで決められます。
ダグ・フィッシャー編集長、トム・グレイ、ブライアン・ハーティの3人の編集者たち。
それと、世界各地の15人のパネルメンバー、計18名のメール会議で決まる。
基本的にすべて話し合いで決まるそうですね。
最近では、WBSSスーパーライト級覇者のジョシュ・テイラーはランキング入りすべきかという話し合いがあったそうですが、メンバーの多くはまだ早いという決断があったようです。
私もこのメンバーに入って白熱の話し合いがしてみたい・・
個人的にはですが、パウンドフォーパウンドランキング1位はロマチェンコかなと思います。
1位のカネロはライトヘビー級も制して4階級制覇しましたが、セルゲイ・コバレフは明らかにピークを過ぎた選手。
カネロは対ゴロフキン戦も疑惑の判定やドーピング騒動、そして「相手を選ぶ」傾向があるので、1位にはランキングしたくない感情があります。
ロマチェンコも年齢的にピークは越えてるかなと、それにライト級ではやや苦戦しているので、井上尚弥が4団体統一王者になれば間違いなくパウンドフォーパウンド1位にはなるかなと思います。
井上尚弥VSルイスネリは永久に消滅か?
日本時間の11月24日にワイルダーVSオルティスのアンダーカードで、ルイス・ネリVSエマニュエル・ロドリゲス戦が行われるはずでしたが、ネリが「またまた」体重超過をして、結局試合はキャンセルに!
関連記事:ルイスネリがまたも体重オーバーでロドリゲス戦はキャンセル!井上尚弥戦は消滅か?
これでバンタム級戦線はどうなるのか?
その前にルイスネリはこれで体重超過は3度目ではないか?
1度目は対山中慎介戦、2度目はパヤノ戦、そして今回のロドリゲス戦とまったく反省もなければ体重を作る気がない。
よく海外の選手は、ギリギリまで減量して計量クリアして負けるのだったら、体重超過してまでも良い内容で勝利した方が評価が下がらないと聞きますが・・
それにしてもネリの場合は日本で永久追放の処分を科されているし、さすがに3度目はないだろうという感覚ですが。
井上尚弥もこのネリの体重オーバーについてTwitterで
ネリどうしようもねぇな、、
また計量失格。
こんな奴にゴタゴタ言われたくない。
ボクシング界から追放でいい。
と、かなりの怒りモードです。
それもそのはずで、ネリは井上尚弥に対しても再三挑発をしてきていて、それでこの失態。
日本の価値観だとホントにあり得ないと思うのですが。
尚弥の父の真吾トレーナーも体重作れない選手とはやらせないと言っているし。
これで井上尚弥VSルイスネリ戦は消滅と言っていいと思いますね。これではキャンセルになった場合興行面でも影響出てくるし、メインイベントではキャンセルできないから「不利な」条件で試合をせざるを得ない状況で選手の安全面にも影響が出てきてしまう。
ルイスネリは選手自体はホントに強く、尚弥のライバルかなと思いましたが、この一件ですべて流れますね。
なので井上尚弥の対戦相手は、弟の敵討ちでWBC王者のノルディ・ウーバーリ、それとWBO王者のゾラニ・テテくらいでしょうか?
それとバンタム級に階級を下げて戦うレジェンドのギレルモ・リゴンドー。
個人的には、井上尚弥VSリゴンドーが一番観たいカードかも!!
この3人を倒したら、スーパーバンタム級に行く日も近いかもしれませんね。
まとめ
リング誌のパウンドフォーパウンドランキングでついに井上尚弥がトップ3に入りました。
これは名のある世界王者たちをまったく寄せ付けずに倒した結果なので、異議なしだと思います。
バンタム級4団体統一王者になれば、PFP1位もあり得ると思います。そこまで来ています!
それと井上尚弥VS問題児ルイスネリ戦の未来対戦予想は、ロドリゲス戦でのネリの体重オーバーでキャンセルの失態で消滅だろうと思います。
体重を作ってこないネリとは誰もやりたがらないと思いますね。興行面や安全面も考えないとですし。
これでネリはボクシング界追放か?
ボクシングはスポーツであって、クリーンで戦ってほしい。
おわり