井上尚弥にとっての最新試合がこのアラン・ディパエン戦になります。この試合はハッキリ言って調整試合でしたが、ディパエンがかなり頑張った。
この試合の模様も記事を書いていなかったのでプレイバックとして書きたいと思います。
井上尚弥VSアラン・ディパエン
WBAスーパー/IBF世界バンタム級タイトルマッチ
2021/12/14 両国国技館
前回のダスマリナス戦から半年ほど空いてしまっていますね、この試合をしないと、かなり試合勘という意味で尚弥が熱望したと聞いています
だが、バンタム級の世界ランカー達はみな対戦を拒否・・スーパーフライ級にも味わった事がバンタム級でも起こっていますね。
すでに尚弥の敵はドネアかカシメロしかいないが・・
そんな中アラン・ディパエン選手が名乗りを上げてくれました。その勇気に感謝!
アラン・ディパエンの戦績
本名:アラン・ディパエン
生年月日:1991年2月1日
国籍:タイ
身長:163cm
戦績:15戦12勝(11KO)3敗
【獲得タイトル】
タイ国スーパーフライ級王座
IBF環太平洋スーパーフライ級王座
IBF環太平洋バンタム級王座
12勝のうち11KOとパンチ力はあるようですね
井上尚弥VSアラン・ディパエン試合詳細
井上尚弥は試合前、リードパンチで倒すと豪語していたが、実際はどうだったのだろか
決して倒しにはかからない、チャンスが来たら流れでとも話していた井上尚弥
ディパエンはムエタイ出身なのでタフな印象
・序盤
割と静かな立ち上がり、相手をよく見てる尚弥、あっという間に距離を詰める。
相手の右の打ち終わりに左フックをカウンターで対応する尚弥、まるでドネアみたいだ
そして左ジャブがとても速いくて強い、まるでストレート。
ラウンドが進むにつれリズムが出てくる尚弥、左ジャブがらの右ボディーが当たってくる。一方のディパエンも接近戦から左右フック出しているが、尚弥しっかりガード
4ラウンドには得意の左ボディーが出てきて、しかも左のトリプルアッパーもだして・・色々試している。でもディパエンもタフだな。結構パンチもらっているが持ちこたえている
ディパエン鼻血が多くなってきた
・終盤
尚弥左ジャブからの右、左ボディーが結構入っているが・・ディパエン打たれ強い!効いていないかのように試合が進む。
尚弥ワンツースリーフォーとリズムよくパンチがでているがディパエン持ちこたえての場面が続く
尚弥軽いパンチも打ちつつ強いパンチも打ったり、緩急も付けている。また時折いい角度での左ボディーが入っているように見えるが・・ディパエン耐える!打たれ強い
だがだんだん尚弥のボディーが効いてきたが、ディパエンつらそうな表情
7ラウンド、尚弥連続攻撃からの右フックがディパエンのテンプルをとらえガクっと来る、ここでラッシュ。だがディパエンまた耐えるが疲労が見えてきた。尚弥左右のボディー、右フックをお見舞いする。
そして8ラウンド終盤、左ボディーの後に左右のフック、その左フックがディパエン顔面に入りディパエンダウン!ディパエン吹っ飛ぶ
起き上がったが、尚弥の左フックがカウンター気味に入りグラつき、そこでレフリーが試合をストップ。8ラウンド2分34秒TKO勝利
まとめ
井上尚弥VSアラン・ディパエンの試合は8ラウンド、井上尚弥のTKO勝利をおさめました
それにしてもディパエンは打たれ強かったですね。
調整試合だったとしてもなかなか見ごたえのある試合でした。
それと尚弥の技術も観れて、ガードの隙間から放ったり違ったコンビネーションブローだったり
次のドネア戦がとっても楽しみですね