「The monster」井上尚弥はファンのみならず、ボクサーからも人気な様です・・
これは今始まったわけではありませんが、スーパーフライ級時にも同じようなことがあり。
井上尚弥が強い上の有名税であることは間違いありません。
「monster」にあやかるボクサーについてと、勝敗の予想もしていこうと思います。
井上尚弥に亀田和毅やルイスネリから挑戦状!
先日のWBCスーパーバンタム級暫定王者決定戦に勝利した亀田和毅が、なんとあの「The monster」井上尚弥と対戦したいとの発言がありました。
この井上尚弥と対戦したい発言は、以前スーパーフライ級にもありました。それは、現IBFスーパーフライ級王者のヘルゥイン・アンカハスです。
当時WBOスーパーフライ級王者のオマール・ナルバエスに圧巻の2ラウンドKO勝ちをおさめた井上尚弥がアンカハスと対戦がほぼ決まっていたのにもかかわらず、逃げられました。
関連記事:アンカハス、井上尚弥から逃げた!!モンスターはあまりに強すぎで対戦相手がいない
アンカハスも、当初は井上尚弥と対戦したいと熱望していましたが、ふたを開けたら自身のプロモーションに使うだけの口実ではないかと言うことで、結局実現ならず。
結局井上尚弥は、強すぎてスーパーフライ時には他団体チャンピオンと対戦すらできず、自身の減量苦もありバンタム級に上げる。
これは、バンタム級でも繰り返されることになります。
井上尚弥は現在WBSSバンタム級トーナメントに出場中ですが、なんとあの「反則王」ルイスネリから挑戦状が届きました。
亀田和毅からは、まだ暫定王者になる前から「自分も井上選手も強い相手とやりたい事は一致している」と。
これは自身の試合を盛り上げるためのリップサービスも兼ねていると思いましたが、ジムの金平会長まで言及しているので、これはどうかと思いましたね。
亀田和毅のみならず、あの「反則王」ルイスネリまで井上尚弥と対戦したいと言っている・・
ホントに言えば何でもいいのかと疑ってしまいますよ。ルイスネリに関しては、WBSSには出られなかったのでフラストレーションが溜まっていると思いますが、(WBSS主催者が拒否した)とてもいい判断です。
ルイスネリは出場停止空けたら、いきなり井上尚弥と対戦したいというのはどうなのだろう。しかもWBCバンタム級のランキングもとても変で、ルイスネリがいきなり4位にランクインしている。
※井上拓真は5位にランク。
ネリもメキシコ出身でWBCもメキシコなので、母国の選手には甘いのではと思う。実際に薬物や体重超過の反則で無期限停止だったのに、結局停止期間は半年。
ネリは復帰後、WBCバンタム級シルバー王座決定戦で対戦し、3回TKO勝ちを収め王座獲得に成功。
そしてルイスネリは誰と戦いたいかとの問いに、「イノウエだ」と即答したと言う。しかも5ラウンドKOとKOラウンドまで宣言!
戦略はプレッシャーをかけるしかないと。これは明らかにWBSSバンタム級トーナメントに出られなかった腹いせですね・・
実際ルイスネリの次の対戦相手は決まっていません。
では井上尚弥VS亀田和毅、ルイスネリとの勝敗予想をしていこうと思います。
井上尚弥VS亀田和毅、ルイスネリとの勝敗予想は?
実際に「The monster」井上尚弥と亀田和毅、ルイスネリが戦ったらどんな展開になるか、勝敗予想をしていきたいと思います。
井上尚弥VS亀田和毅
先日の亀田和毅の王座決定戦で判定勝ちをおさめましたが、亀田和毅は井上尚弥との対戦の前に正規王者のレイ・バルガスと戦わなくてはなりません。
そのレイ・バルガス戦で勝って初めて井上尚弥と対戦したいと言ってほしかった・・
アマチュア時代に、亀田和毅はレイ・バルガスに敗れています。リベンジはしてほしいですね。
確かに亀田和毅はスーパーバンタム級になってフィジカルが向上。力強さが出てきて持ち前のボクシングセンスが開花したと思いますが、パンチ力がないのが弱点。
スピード、パンチスピードは申し分ないが、相手を倒しきるパンチ力がないのでいつも判定までもつれ込んでしまう。
暫定王座決定戦のメディナ戦でも、前半はスピード、キレが良くて相手を寄せ付けなかったが、後半反撃を受けて苦しい展開になっていた。
もし亀田和毅にパンチ力があれば前半でKOで勝てていたと思う。
井上尚弥と亀田和毅が対戦したら、井上尚弥のガードからも効いてしまう破壊力抜群のパンチ力で、亀田和毅はズルズルとコーナーに追い込まれてしまうと思う。そして井上尚弥のラッシュの嵐でダウン⇒左フックのカウンターでKOのシナリオが予想つきます。
亀田和毅も持ち前のスピードでヒットアンドウエイでかく乱させようとしても、井上尚弥の一瞬で距離を縮めるステップと相手をかわすバックステップ。そしてタイミングをずらすパンチをもらってしまったら最後。
ボディーブローから顔面へのコンビネーションブロー、そして右のフック、ストレートが決まってしまったら、立てている選手はいない。
それに井上尚弥は開始30秒ほどで相手の力量が分かってしまうので、亀田和毅のパンチは当たらない事すらあると思います。
恐らく、2~3ラウンドで井上尚弥のKO、もしくはTKO勝ちになると思います。
逆に3ラウンド持てばスゴイと思います。それほど実力差はある。実際井上尚弥が亀田和毅と暫定王者決定戦に対戦したメディナとやったら、2ラウンドくらいで倒しています。1ラウンドかもしれません。
はっきり言って井上尚弥は亀田和毅の敵ではない。もちろん亀田和毅はいい選手ですが、井上尚弥がヤバすぎるので。
井上尚弥VSパヤノ戦よりも早く終わらせるかもしれない。総合格闘技みたくワンパンチ秒殺になったらもう井上尚弥は誰と対戦すればいいのか?
亀田和毅 戦績:38戦36勝(20KO)2敗
井上尚弥VSルイスネリ
これは当時バンタム級王者の山中慎介戦の事もあるので、特別な感情があるかもしれません。
山中慎介は、ルイスネリが薬物や体重超過しなくても負けていたと思います。経年疲労がたまっていて、ダメージが抜けていなかった。ここ最近の試合でもパンチをまともにもらう場面もあったので。
個人的には、ルイスネリは薬物や体重超過をしなくても、普通に強い選手だと思うのですが、何か不安材料があるのか?変なものに頼ってしまいますね。
でも井上尚弥VSルイスネリが実現したら、試合会場は日本以外になります。(JBCはルイスネリを永久追放にしているので)
・対戦したらどんな展開になるのか?
「結構いい勝負になると思います。」
井上尚弥が対戦する中でルイスネリが一番強いと思う。ルイスネリのあのパンチの回転力はなかなかだなと。井上尚弥はラウンド前半はあのパンチの回転力は結構苦労するかなと思う。
ですが、井上尚弥の一番の長所は「ディフェンス力」と「相手の力量の見極めの早さ」です。
相手の動きをインプットしてインストール完了したらもう、井上尚弥の勝利。あのパウンドフォーパウンド1位のロマチェンコでさえインプットに数ラウンドかかるので、それを井上尚弥なら開始30秒、もしくは1ラウンド見れば完了。
あの対ジェイミー・マクドネル戦も、WBSSバンタム級トーナメントのパヤノ戦も、開始30秒ほどで見極め、大丈夫だと。
プラス戦略を練るので、ネリは後半スタミナが切れるので前半をしのげば(その必要もないかも?)井上尚弥の圧勝かと。
ただネリはパンチ力もあるのでそこは気を付けなければいけないですね。
対ルイスネリ戦は、井上尚弥の真骨頂が見れると思います。
- 距離を詰めるスピード
- サイドステップ
- バックステップ
- パンチスピード
- パンチ力
- コンビネーションブロー
ネリは5ラウンドでKOすると言っていましたが、逆に井上尚弥が5ラウンドでKOもしくはTKOかな?
ルイスネリ戦績:27戦27勝(21KO)
井上尚弥戦績:17戦17勝(15KO)
パウンドフォーパウンドランキング:6位
関連記事:【ボクシング】パウンドフォーパウンド(PFP)史上最強は誰だ!
まとめ
冒頭でも書きましたが、モンスター井上尚弥はファンからはもちろん、ボクサーからも人気者です。
特にボクサーからは、井上尚弥人気にあやかろうと皆必死な様です。これは井上尚弥にとってはもう宿命、有名税ですね。強すぎるがゆえに利用されてしまう・・
亀田和毅、ルイスネリのとの勝敗予想はどうなのか?というと、対亀田和毅に関しては危なげなくKOすると予想、ネリに関しては個人的には強いと思っているので、少し苦労すると思うがラウンド中盤にはKOすると予想します。
井上尚弥はもう軽量級では敵がいなくなると想像させます。何があるかわからないが、WBSSも井上尚弥の圧勝で、フェザー級くらいまでは行けるのではと思いますね。
そして日本ボクシング史上初の国民栄誉賞もいただいてしまうのでは?
まだまだ「井上尚弥バブル」は続きます。
おわり
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