先日の井上尚弥VSパヤノ戦、井上尚弥の戦慄なKOにはまだ興奮しています。
1戦1戦進化している井上尚弥ですが、パヤノ戦で一気に突き抜けた感があります。
到底人にはマネのできない領域まで行ってしまったのか?あのサッカーのメッシのように・・
そんな井上尚弥の状態をメッシや神の子と言われている選手と比べてみたいと思います。
井上尚弥はボクシング界のメッシ級?
先日のパヤノ戦の戦慄なKOで世界中がビックリしました。
だってあのパヤノを、わずか1ラウンド70秒で片付けるなんてあり得ません!
夢でも見ているのか?いや現実です。
元世界王者の、20勝1敗の、ダウン経験もないパヤノをいとも簡単に(見えた)ワン・ツーの2つのパンチで勝ってしまうとは。
他の選手がどんなに頑張っても出来ないような芸当を「あっさり」とやり遂げてしまう・・
まるでサッカー界の至宝、リオネル・メッシのように。
メッシもご存知の通り、どんな状況でもボールを取られずドリブルでかわし、いとも簡単にゴールを決めてしまう(ように見える)。
なんか状況が井上尚弥と似てるなと思ってしまいました。
これはこじ付けではなく、井上尚弥もやっていることの現実が異次元なのです。
良くたとえられるのは過去のレジェンドボクサーたちです。
タイソン、ハーンズ、メイウェザー、パッキャオ・・
もちろん、そのレジェンド達もすごいですが、私はあえて違う競技のレジェンドたちを比べて見ました。
メッシやマラドーナ。今でいえばメッシでしょうか!
個人スポーツ、団体スポーツ違いはあります。がいつも私は思っていますが、なぜメッシはあんなにボールを取られないのか?
なぜ簡単にゴールを決められるのか?(そう見えてしまうのか?)
井上尚弥も、なぜあんな相手の能力が開始30秒でわかるのか?
なぜ今まであんなにパンチをもらわないのか?これまで相手のパンチをまともにもらったことがありません。
なぜ簡単にKOができてしまうのか(そう見えてしまう)
井上尚弥はメッシ級になってしまったのかもしれないと思ってしまう・・
それほど先日のパヤノ戦の勝ち方が衝撃的でしたので。ホントに、いい意味であり得ない勝ち方でした。
井上尚弥は神の子?
メッシも数え切れないほどの栄光を勝ち取ってきました。
井上尚弥もすでに王者ですし(3階級も)これからが本当の尚弥らしさが出てくると思います。
これまで減量苦や拳のケガ、オーバーワークなど足並みがそろってなかったが、ひとつひとつ改善をして、(階級アップや練習方法、ケアなど)
すべてのピースががっちり合わさった時に「とんでもない」井上尚弥が観れるのではと思います。
このWBSSバンタム級トーナメントで優勝したら、もうバンタムに対戦してくれる相手はいません。
恐らく、井上尚弥の適正ウェイトはスーパーバンタム級(55.34㎏)かフェザー級(57.15㎏)
スーパーバンタムが一番かもしれません。ただスーパーバンタムだと敵がいない(逃げてしまう)可能性もあります。
なのでフェザー級まで対戦相手を探さなくてはいけませんね・・実際にスパーリングではフェザー級世界ランカーともバチバチにやりあっているので問題はない。
世界ランカーでも、あともう少しで王者になろうとしていた選手です。
- ライトフライ
- スーパーフライ
- バンタム
- スーパーバンタム
- フェザー
※赤字は達成階級。
大橋会長が井上尚弥に対して目標にしている5階級制覇。
そのうち3階級まで達成、残すは2階級。
普通に3階級だけでも相当凄いのにフェザー級まであと少しのところまで来ています。
いままで日本人ボクサーは3階級制覇まではできた。ただその上ができていない。
前人未到の5階級制覇まで一気に駆け上がりそうですよ!
まさに「神の子」か?
まとめ
井上尚弥が先日のWBSS初戦、対パヤノ戦でみせた開始70秒TKO劇は世界中に衝撃を与えました。
ダウン経験もない元王者でさえそのような形で終わってしまうので、もはや井上尚弥は「神の子」の様な存在になろうとしているのか?
サッカーで言えば「メッシ」のように。
なんでもできてしまう、他の選手には真似できない領域まで来てしまったような気がします。
まさにボクシング界の「メッシ」といっても、こじ付けでも無理やりでもなく、メッシの様な神の領域まで来てしまったと個人的には思っています。
WBSSバンタム級優勝、そして前人未到の5階級制覇まで突っ走ってほしい。そしてボクシング界では初の「国民栄誉賞」もいただいてほしいね
おわり