井上尚弥と具志堅用高はどちらが最強なのか?
現在と過去のレジェンドボクサー・・
井上尚弥は日本人最速で3階級制覇を達成してThe Monsterを欲しいままにしています
一方の具志堅用高は日本記録の13回連続防衛記録を保持しています
決して対戦することは出来ないですが、もし、対戦したらどちらが強いのか?
どちらが最強なのかを検証したいと思います
井上尚弥と具志堅用高
井上尚弥は現在バンタム級、具志堅用高はライトフライ級です
なので、ここではパウンドフォーパウンド形式で、体重を一定にしたと仮定したらどちらが強いのかというのを観ていきます
それぞれの特徴を見ていきます
井上尚弥の特徴
- 規格外のハードパンチャー
- パンチをもらわない
- カウンターが上手い
- コンビネーションブローが打てる
- 相手の力を見極める能力がMAX
ざっとこんなものでしょうか
井上尚弥はさすがパウンドフォーパウンドの選手、攻撃も守りもパンチ力もハンパないです
減量苦から解放されたMonsterは圧倒的な強さで相手をKOに葬っています
ただパンチ力が強いだけなら他にもたくさんボクサーはいますが、ディフェンス力もいいので、何しろ相手のパンチをもらわない
井上尚弥本人も「打たせずに打つ」事を公言していますので、尚弥の顔はホントにキレイ
変形していません・・
当然ダメージも蓄積していないので、攻撃に集中できそうですね
また、カウンターやコンビネーションブローも打てるので、相手にとってはお手上げ状態でしょう
攻撃をすべてよけられ、カウンターや連続コンビネーションブローで追い込まれてしまう
まるで、ロマチェンコのような戦い方もできるのではないかと思うくらいに、井上尚弥の攻撃は進化しています
「ロマチェンコ勝ち」ならぬ、”尚弥勝ち”もできそうですね
でもロマチェンコの様に、相手が棄権するその前にKOしてしまうのですから・・末恐ろしい
具志堅用高の特徴
具志堅用高も怪物です
プロデビューから9戦目で世界挑戦、7ラウンドKOで世界チャンピオンに、そのあと連続13回防衛
過去には長谷川穂積も山中慎介も内山高志も連続13回防衛には届きませんでした
何と言ってもあの真っすぐに伸びて出てくる左ストレートが武器
プラス、スピード、テクニック、ディフェンスと井上尚弥に負けず劣らず3拍子揃っている選手です
そしてラッシュの嵐がすごい、相手を仕留める時のフィニッシュブローがえげつない
また相手がダウンしてもまだパンチを打とうとしている姿が印象的で、相手を叩きのめす闘争本能がでてて恐怖も感じます
反則スレスレじゃないかと思いますが・・
どちらが最強の称号を得る?
井上尚弥と具志堅用高が戦ったらどんな展開になるのか、非常に楽しみですね
どちらもアグレッシブで自分から手を出す選手、受け身ではありません
そして一撃必殺のブローを持っている
具志堅用高はサウスポースタイルなので左ストレートが当たりやすいと思います
そしてパンチスピードがすごく速いのでひと時も油断できません
ストレートの軌道でボデーブローを打ったり、そう思ったらアッパーカットが飛んでくる
パンチの軌道を読むのも一苦労すると思いますが・・
そこはMonster井上尚弥ですから、キチンと相手の動きを読んで上手く左カウンターを当ててくると思います
まさしく、「見えない左フック」
その能力はホントに長けてるから
そして時たまサウスポーにスイッチして細かいジャブと当てていきリズムをつかむ
そして空いたガードの隙間に左フックのカウンターで、もしくは右のフックの返しからの左ボディーブローでダウンを奪う
そこからロープに追い込んでラッシュの嵐⇒KOというシナリオが完成します
軽量級は井上尚弥に勝てるボクサーは皆無だと思いますね
なので、具志堅用高とは言え、井上尚弥の攻撃の前には歯が立たないと言えますね
常に攻撃を読まれて手詰まり・・詰将棋ではないが出す手がなくなってしまうと思う
まとめ
井上尚弥と具志堅用高はどちらが日本人最強かというのを検証してみました
多くの方の意見が具志堅用高というのが多い中、私は井上尚弥が最強だと断言します
井上尚弥は具志堅用高の保持している連続13回防衛もクリアすると思うし、何しろパンチをもらわず打たれないというところがボクサーとして一番すごいところだと
「打たせずに打つ」をモットーにしている選手なので、キャリアも相当なところまで行くと思います
5階級制覇くらいは行くんじゃないかな?
そして一発の破壊力がハンパないので、まず井上尚弥に敵はいないと思いますね
それに現状に甘えずに貪欲に努力ができる選手です
そして謙虚 井上尚弥はまさしく「小さなゴロフキン」ですよ!
よってMonster対決は、井上尚弥が最強という結論になりました
WBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)でもバンタム級最強を証明してほしい
おわり