レジェンド

39歳パッキャオがマティセにTKO勝利で新王者!次のライバルは?

ある時は国会議員、またある時はみんなの憧れるレジェンドボクサー。

御年「39歳」のマニー・パッキャオが、ルーカス・マティセに貫禄の7ラウンドTKO勝利をおさめました!

あのKO率80%をこえるマティセにKO勝利ですので、パッキャオはどれだけ強いのか?

年齢の衰えはないのか?またはかみ合う相手だったのか、調子が良かったのか・・

WOWOWでじっくりと観戦させていただきましたので、試合の詳細とパッキャオのこれから戦うであろうライバルも探っていきたいと思います

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39歳、再起戦のパッキャオがマティセにTKO勝利

ボクシングWBA世界ウェルター級タイトルマッチ12回戦は15日に、39歳の英雄マニー・パッキャオが王者ルーカス・マティセを7回TKOで破り、王座を獲得しました!

この試合は、マレーシアのクアラルンプールで行われました。

しかしパッキャオは議員さんで、しかも一旦引退してたのに復帰していきなり世界王者ですから・・・

やはりレジェンドは違いますね。

対戦相手のルーカス・マティセは「KOマシーンと言われるほどハードパンチャーです」

年齢は35歳と少しベテランの域に来ているが、戦績は42戦39勝 (36KO) 4敗とKO率86%を誇ります。

39戦のうち36勝がKOというとんでもない選手です

その強打者のマティセにパッキャオはどう挑むのか。

パッキャオ戦績:68戦 59勝 (38KO) 7敗 2分

 

動画 パッキャオのえげつないハンドスピード

 

1ラウンド

試合会場がクアラルンプールとあってパッキャオのホームみたいなものですね。

王者のマティセの表情が硬いのがちょっと気がかりでしたが。。

序盤からパッキャオがスピードでマティセを追い込んでいきます。この日のパッキャオは、調子がいいのか、動きがとてもいいです。

パッキャオの代名詞の踏み込みのスピードも往年を彷彿とさせます。それほど今日のパッキャオはいい!

一方のマティセはガードするのか精一杯みたいでこのラウンドはパッキャオが取りました。

3ラウンド

1,2ラウンドと攻勢のパッキャオ、マティセにスピードで圧倒していて、しかもガードの隙間からオーバーハンド気味のフックを入れていき、着実にパンチをとらえようとしています。

そして3ラウンド終わり間際にパッキャオが右ジャブを出した後左のアッパーカットが炸裂!

マティセに見事に決まりたまらずダウン!パッキャオはガードの脇から下からとパンチを出していき有効打を放ち、徐々に追い込んでいきます。

5ラウンド

ここまでフルマークのパッキャオですが、マティセに打つ手はないのか・・

パンチを出せばカウンターでパンチをもらう。

打たなければパンチ嵐をもらってしまうという、八方ふさがりに近い状態のマティセに・・

パッキャオのスタミナが切れる後半勝負なのだろうか?

まあ、マティセはこれまでも苦しみながら打ち勝ってきたからこれから挽回するのかと思いきや・・

ラウンド終盤に、パッキャオのパンチはそんなに当たっていないのに、片ひざをついて休憩?

結果ダウンなので、もうなすすべなしか・・

まるでロマチェンコが相手を棄権に追い込むような展開になってしまうのだろうか?

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運命の7ラウンド

ここでもパッキャオの圧力は終わりを見せないですね。

引き続きガードの隙間からパンチを放つパッキャオ。ガードができない左右の隙間から(耳あたり)にフックを放つパッキャオの打ち方はとても勉強になるな。

井上尚弥もあの打ち方を覚えたら天下無双だね。

7ラウンド終盤「亀の子ガード」になっているマティセに対しパッキャオは、3ラウンドに見せた「右ジャブからの左アッパーカット」を流れの中で放ちました!

その結果マティセを倒すのは十分すぎるくらいの威力だったのでしょう!綺麗にアッパーカットが決まりました。

たまらずマティセダウン!!

レフリーのカウントが進む中、マティセは、マウスピースを吐き出してしまいました。

これを見てレフリーが試合をストップ!

1年ぶりの試合でKO勝利がなんと9年ぶりという、圧勝の試合でしたね。

しかも39歳で今回初めてWBAのチャンピオンベルトを巻きました。

パッキャオは試合後の勝利者インタビューで「KOはボーナスだ」と言っていたのが印象的でしたね。試合前は少し硬かったからね。

本人も少しホッとしているのかな?

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ウェルター級のライバル達

このウェルター級というのは、中量級ですので一番層の厚い階級です。

140 - 147ポンド (63.503 - 66.678kg)

この階級にはバケモノがウジャウジャいます!

WBAスーパー王者:キース・サーマン(負傷のためWBC返上)

IBF王者:エロール・スペンス・ジュニアパウンドフォーパウンド7位

WBO王者:テレンス・クロフォードパウンドフォーパウンド3位

他にも”Swift”ダニー・ガルシアやパッキャオを退けたジェフ・ホーンなど世界のTOPファイターたちが大集結している階級です。

パッキャオが「男気」を見せてパウンドフォーパウンドの選手と対決したら、ファンとしたらとても面白い。

でもパッキャオは議員さんなので練習する時間があるか・・

ただ今は試合が終わったばかりなのでゆっくりしたいみたいですね。

パッキャオがマティセにTKO勝利!次のライバルまとめ

現職国会議員さんで39歳という年齢もはねのけて、「レジェンド」マニー・パッキャオがウェルター級王座のルーカス・マティセに貫禄の7ラウンドTKO勝利を収めました。

今日のパッキャオは、往年のスピードを彷彿とさせるスピードとフットワークがみられて調子良かったみたいですね。

あの一瞬の踏み込みスピードは、まだまだ健在なのではと思いました!

KOシーンのガードの隙間から放ったアッパーカットはぜひ、井上尚弥にも真似してほしいなと個人的に思ってしまいました・・

そして次戦は誰と対戦するのか?統一戦だと相手は「パウンドフォーパウンド」の選手ですので、パッキャオと言えども、一筋縄ではいかないと思います。

でもファンからしたら、「ファンが望む対決」を期待したくなってしまいます。

次戦のパッキャオに期待します

おわり

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