強いロマゴンが帰ってきた!!
連敗の後、1年ぶりの再起戦に臨んだローマン・ゴンサレスが圧巻のKO勝利を収めました。
ついにスーパーフライでも本来のロマゴンが発揮してきた?
この激闘を書いていこうと思います。
ロマゴン再起戦
元パウンドフォーパウンド1位のローマン・ゴンサレスがゴロフキンVSアルバレス戦のアンダーカード戦で登場し、1年ぶりに再起戦に臨みました。
相手は、元2階級制覇のモイセス・フエンテス。過去に田中恒成や比嘉大吾と対戦経験があります(結果はKO負け)
フエンテスの戦績:31戦25勝(14KO)5敗1分
ロマゴンは昨年のシーサケット戦との2連敗の後、体調不良等色々ありコンディションが整わず、心配しましたが今回再起戦に臨みました。
個人的には、またリングに戻ってきてくれてとても嬉しかった!
このまま終わってしまうのかと思いましたが、今回非常にいい感じで仕上げてきました。
「ロマゴンはスーパーフライ級の階級に合わないのではないか?」
というウワサがあり、私自身もそうなのではないかと、フライかライトフライの方が、本来のロマゴンを発揮できるのではないか?
と思いましたが、今回ロマゴンは「スーパーフライ級」にうまく適応した身体になってきたなという印象を受けました。
ニュータイプのロマゴンが観れそうです。
ロマゴン圧巻KO勝利
再起戦の今回のロマゴンは、非常に調子がいい!
身体も大きくなったような感じを受けました。
そして今回のロマゴンは以前のようなリズムに乗ったパンチが数多く出ていて、フエンテスを1ラウンドから圧倒しています。
ロマゴンは、サウスポースタイルのボクサーは苦手としているようで、シーサケットもサウスポー。
連敗しています。
今回のフエンテスは右利きオーソドックススタイル。+ロマゴン自体の調子がいいのでロマゴンはパンチを上下に打ち分けて、フエンテスは初回から鼻血を出す。
実はこの試合、フエンテスは計量失敗して1パウンド多く、それをロマゴンは承知の上で対戦してます。
ボクサーは減量がキツイんだな・・
2ラウンド以降もロマゴンの手数が止まらない。この動きはまさしく以前の「最強ロマゴン」を彷彿とするような動き。
そしてフエンテスは左のまぶたもカットして、流血。ますます苦しい状況に。
この日のロマゴンは、落ち着いていて相手のパンチをバックステップでかわし、またブロックして防御は完璧。
ロマゴンは、ほとんどパンチをもらっていない。
そして5ラウンド、ロープ際からロマゴンがカウンター気味に右フックがフエンテスの顔面をモロにとらえてフエンテスが大の字になりダウン!!
そのままレフリーがストップしてTKO!
ロマゴンが再起戦を見事完璧な勝利で飾りました。
これからのロマゴンは期待できそうですね。
ロマゴン戦績:49戦47勝(39KO)2敗
まとめ
ロマゴンの1年ぶりの再起戦は、圧巻の右フックワンパンチKOで勝利しました。
見事なカウンターが決まった!
それまでの布石を圧倒的な手数で支配して以前のような「流れるような」コンビネーションブローも出て、バランスの良い強いロマゴンが帰ってきたと思います。
と言いますか、ロマゴンがスーパーフライ級の体格になじんできたような気がします。
これからのロマゴンが怖い気がします。
井上尚弥がバンタム級に階級をあげて、スーパーフライにスター選手がいなくなってしっまったかなと思いましたが、井岡一翔がこの階級に来て再起戦をいい印象で飾りました。
そしてロマゴンもいい感じで勝利してスーパーフライ級戦線が盛り上がってきたかなと思います。
これからのロマゴンに期待です。
おわり