井上尚弥が3階級制覇とWBSS参戦、村田涼太がミドル級チャンピオン、他、本場アメリカで活躍の場を見せています。
そんな中、「雑草」木村翔は完全アウエーの中国の英雄を撃破してから人気が高まり先日もV2を決めました。
そんな木村翔に3階級制覇をもくろむ男、田中恒成が指名試合に挑むと思います。
そんな「雑草」木村翔と「エリート」田中恒成はどちらが強いのか検証してみたいと思います。
木村翔の次戦は田中恒成?
木村翔は、7月27日に中国でWBO世界フライ級3位のフローイラン・サルダールと対戦し、6回54秒KO勝ちを収めて2度目の王座防衛に成功!
大手ジム所属ではない木村翔はV2はすごい事です、しかも中国で。
テレビ中継もないしオプション権もない。なのでオプション権は前王者のまま。
そうして6月半ばに7月下旬に試合があるとの連絡が来て、記者会見は試合一週間前という異例の会見。
そんな悪条件なのに相手をKO勝利できる木村翔はとてもハングリーです。
まさしく雑草魂!そしてエリートキラー?
- ゾウ・シミン
- 五十嵐 俊幸
いずれも世界チャンピオン、ゾウ・シミンに限っては+オリンピック金メダリストですよ。
気づけば中国で、日本人の中で卓球の福原愛ちゃんに次ぐ人気というから末恐ろしい・・
田中恒成にも下剋上を達成できるのか?
次戦は田中恒成戦が指名試合になっているという事です。
一方の田中恒成はエリート中のエリート
幼少期から空手などに打ち込み、小学生の時にボクシングに出会う。
「The Monste」 井上尚弥の様に高校時代に、高校4冠を達成!(井上尚弥は7冠)
その後もプロデビュー戦が世界ランカー、そして4戦目で東洋太平洋王者。
わずかプロデビュー5戦目でミニマム級世界王者!(井上尚弥は6戦目で王者)
そして井上尚弥と並ぶ8戦目でライトフライ級で2階級制覇。
えげつない男、田中恒成です。漫画の世界みたいだよ・・
そして減量苦でフライ級に転向、ただいまWBO世界フライ級1位
3階級制覇まで射程距離に入ってきました。ロックオン直前まで来てます。
木村翔と田中恒成の試合展開は?最強はどっち?
木村翔と田中恒成の試合展開はどうなるのだろうか?
雑草VSエリートの対決。
木村翔はエリートキラー!どんな強い相手にも悠然と立ち向かう強いメンタルがあります。
ボクシングテクニックなどは正直あまり見受けられないが、ボデーブローを中心に前に前に立ち向かう姿勢でいつの間にか木村翔ペースになって行って、
気が付いたら相手が失速⇒KO勝利と言うパターン。幕の内一歩みたいだ。
いつもこんな試合ができるのだから、木村翔の強さは本物ですね。
戦績:20戦17勝 (10KO) 1敗 2分
田中恒成は、ロマチェンコを彷彿とさせるようなフットワークとサイドステップで相手をほんろう。
手数、ディフェンス、オフェンスともに完璧で穴がない!
唯一の不安材料は打たれ強くはない事でしょうか?それとも過去に減量苦でそう見えたのでしょうか?
戦績
アマチュアボクシング:51戦46勝(13KO・RSC) 5敗
プロボクシング:11戦11勝(7KO) 無敗
普通に考えたら、田中恒成の圧倒的勝利なのだが、そうもいかないのがプロボクシング。
打たれても打たれても前に突進していく木村翔に、田中恒成は苦戦すると思います。
が、ライトフライ級時に、最強の挑戦者、アンヘル・アコスタ(当時17戦全KO)に対し、終始正面に立たず、フットワークでかわし、間髪入れずにパンチでダウンも奪ってます。(結果判定勝利)
あの試合を観た時、田中恒成は最強だと思いました。あの戦いができれば、どんな相手にもかてるのではと。
フライ級に上がり、減量苦から解放された田中恒成は、恐ろしいのではないのでしょうか?
木村翔は、あの手この手を使って応戦しても厳しいのではないでしょうか?
よって田中恒成有利と見ます。最強は田中恒成ですね。
ただ、一発のパンチは気を付けてほしいです。
注目のゴングは、9月末という事ですから、木村翔にとっては休息時間もあまりないままの試合になりますが、大丈夫でしょうか?
まとめ
木村翔と田中恒成の雑草VSエリート対決は、ディフェンス、テクニック、オフェンスの面で、田中恒成有利と見ました
エリートの田中恒成に対し、雑草、木村翔はどのようなプランで行けば勝機は見えるでしょうか?
ひたすら前にでて接近戦にもちこむのがいいのでしょうか?
試合は9月末になるだろうという事で、木村翔にとっては、試合間隔が短すぎると思うが大丈夫かな?
今からワクワクです
おわり