IBF世界スーパー・フライ級タイトルマッチ、王者ジェルウィン・アンカハスが同級1位の船井龍一をドクターストップで防衛成功しました。
パッキャオ2世と言われているアンカハス、評判通りの戦いぶりでした。
そしてアンカハス次戦は階級を上げるような情報も?そうしたら井上尚弥との対戦もあり得ますね?
この試合の詳細とバンタム級に上げたらどんな展開があるかも探っていきたいと思います。
ジェルウィン・アンカハス vs 船井龍一
ジェルウィン・アンカハス プロフィール
本名:ジェルウィン・ジャンティーラ・アンカハス
通称:プリティボーイ
生年月日:1992年1月1日
国籍:フィリピン
戦績:33戦30勝(20KO)1敗2分
【獲得タイトル】
WBOアジア太平洋スーパーフライ級ユース王座
IBF環太平洋スーパーフライ級王座
第28代IBF世界スーパーフライ級王座
船井龍一プロフィール
本名:船井 龍一
生年月日:1985年8月13日
国籍:日本
戦績:38戦31勝(22KO)7敗
【獲得タイトル】
第39代日本スーパーフライ級王座
IBF世界S・フライ級タイトルマッチ、ジェルウィン・アンカハス vs 船井龍一が2019年5月4日(日本時間5日)アメリカ・カリフォルニア州ストックトン ストックトン・アリーで行われました。
アンカハスVS船井戦はセミファイナルですが、会場はもうほぼ満員です。カリフォルニアのボクシングファンはアツいですね!
もっともアンカハスは「パッキャオ2世」と言われてるので、アメリカでも人気選手です。
アンカハスの紹介には会場が「ワァ~」と沸いていました。
では試合の詳細を!
1ラウンド
1ラウンドは両者様子見をするのかと思いきや、序盤から打ち合っています。
アンカハスは前回の試合がまさかのドロー判定でしたので今回はかなり気合が入っています。
アンカハスのパンチがとてもキレてる!
一方の船井龍一の方も挑戦者らしく、プレッシャーをかけて打ち合っています。船井龍一にとって今回が初めての海外&世界戦。勇敢に戦っています。
ですが、王者のアンカハスの右フックに船井反応できていない・・これは今後危なくなりそうだ。
攻勢に出たアンカハス優勢。
2~7ラウンド
2ラウンドもアンカハスが積極的に出ていく、船井も頑張るが、パンチが見えていない様。時折危ないストレートやフックをもらっている。
3.4.5ラウンドもアンカハスペース、時にアンカハスがラッシュをかけて船井を追い込む。だがしかしアンカハス力んでいるのか、パンチの命中率が悪くクリーンヒットしない。
だが勢いはアンカハス、船井は厳しい・・
途中1度目のドクターチェック。
6ラウンドもアンカハス、緩急をつけてパンチを打っていく。船井も良く耐えているが、まともにパンチをもらう場面も増えてきました。
そしてラウンド終盤にアンカハスの左ストレートがヒットしてまたラッシュ、なんとかゴングに救われたが船井龍一は何とか立っているのがやっとの状態。これはレフリーストップになってしまうかも。
インターバルでもレフリーが船井陣営に駆け寄り、何だか話をしているようです。
そして7ラウンド始まったらドクターチェックが入り、ドクターの判断で試合続行不可能との判断で船井龍一TKO負けです。
カルフォルニアは選手の健康管理が厳しいらしく、早く試合を止める傾向らしいです。
玉砕覚悟の戦法だと厳しいかもしれません。
アンカハスの7度目の防衛成功と船井龍一王座獲得ならず。
アンカハスはパッキャオ2世と言われているのは嘘ではないですね、パンチもキレていたし、パンチのたたみかけも迫力があり、また威力も伝わってきました。
ただ減量が厳しいという情報が・・
アンカハス、バンタム級に転向?井上尚弥との対戦なるか?
アンカハスはどうやら減量が厳しいという情報が入ってきました。
やはりボクサーにとって減量は切っても切れない関係です。
以前と比べて上半身ががっしりしてきたアンカハス、バンタム級に転向するのでしょうか?
もしバンタム級に転向したら、「Monster」井上尚弥が待ち構えています。
かつて井上尚弥がスーパーフライ級時にアンカハスと統一戦が決まりかけてたのに突然のキャンセル。
「アンカハス逃げた」と言われました。
関連記事:アンカハス、井上尚弥から逃げた!!モンスターはあまりに強すぎで対戦相手がいない
もしアンカハスがバンタム級に転向したらぜひとも井上尚弥と対戦してほしいとファンは思います。
まとめ
IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジェルウィン・アンカハス vs 船井龍一の試合は7ラウンドドクターストップでアンカハスのTKO勝利で7度目の防衛を成功させました。
船井龍一にとっては厳しい世界戦となってしまいました。
そしてアンカハスは階級を上げるという噂も。
そうしたらバンタム級に転向という事なので、以前は流れた井上尚弥との対決をぜひとも実現してほしい。
おわり