The Monster 井上尚弥はもはや日本を枠を越えてアメリカでの活躍をしようとしています。
そこで、ボクシングの「聖地」アメリカでの井上尚弥の評価や反応はいかがなのか?
思ってみない評価や反応があるのか?また今後の展望はどうなのか、探ってみたいと思います。
井上尚弥のアメリカでの評価や反応は?
日本が生んだ”Monster”井上尚弥の評価や反応はいかがなのか?
ちょっと確認しますが、井上尚弥が海外で「The Monster」と言われるようになったのは、スーパーフライ級に転向後にタイトルマッチを行った対オマール・ナルバエス戦ですね。
このオマール・ナルバエスは伝説のボクサー(フライ級を16度、スーパーフライ級を11度防衛したレジェンド)に対し、わずか2ラウンドでのKO勝利をしたこと。
ナルバエス自身ダウン経験もないし、唯一の敗北があのノニト・ドネアだけ(判定で敗北)
そのレジェンドを、まったく寄せ付けずダウンを奪い戦意喪失させたから、その映像が世界に拡散。
瞬く間に井上尚弥の名前が知り渡りました。
そしてナルバエス戦を評価されて、パウンドフォーパウンドTOP10入り。
そして「ボクシングの本場」アメリカ側から、ぜひ「アメリカで試合をしてほしい」と言われるまでに!
そしてボクシング興行「SUPER FLY」に参加⇒見事にアントニオ・ニエベスを棄権に追い込み、井上尚弥の破壊力を見せつけました。
そのあまりに強すぎる上に、対戦相手からは「逃げられる」事になってしまいます。
そして対戦相手が見つからないのと、減量苦が限界にきているので、バンタム級に階級を上げて、初戦がWBA王者のジェイミーマクドネルと対戦。
身長差が10センチ以上ある相手にもパッキャオのように一瞬のスピードで相手との距離を詰めて、なんと1ラウンドTKO勝利を飾ってしまいました
そして日本人最速3階級制覇、世界でも2番目に早い3階級制覇です(世界最速はロマチェンコ)
この偉業にはアメリカだけでなく、イギリスでも報道されて、ホントに手が付けられなくなってしまいました。
まさしく評価も海外の反応もMAX値と言ういう事なし、軽量級最強。
そしてメディアからは、「小さなゴロフキン」「小さなパッキャオ」と言われるまでに。
戦績も16戦 16勝 (14KO) 無敗と、軽量級ではないようなKO率です(KO率88%)
いつしか、パウンドフォーパウンドランキングも5位まで上がりました。
関連記事:【ボクシング】パウンドフォーパウンド(PFP)史上最強は誰だ!
井上尚弥に弱点が見つからない・・
井上尚弥の今後の展望は
今後の井上尚弥はどうなっていくのか・・
直近だと、WBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)バンタム級に参戦決定。
これはバンタム級各団体の王者と世界ランカー8人が集まって誰が最強かトーナメント方式で行われます。
このWBSSでも井上尚弥は優勝候補大本命です。
しかもトーナメントなので、相手は絶対に逃げられないから本当に誰がバンタム級で一番強いか証明できますね。
そこで優勝出来たら、一つ上のスーパーバンタムに階級を上げるのか?またはバンタム級で防衛を重ねるのか?
井上尚弥の目標に、具志堅用高の13回連続防衛を抜く事と言っていたので・・
でもWBSSで優勝したらもうバンタム級には敵はいないので、モチベーションが下がってしまうのではと思いますが。
ジムの大橋会長は、井上尚弥のプランを、5階級制覇、そしてボクシング界初の国民栄誉賞をいただく事とおっしゃっていました。
井上尚弥は今現在で25歳、ダメージがなければ35歳くらいまで現役を続けたいと言っているので、達成できるかもしれませんね!
井上尚弥のアメリカでの評価や反応と今後の展望のまとめ
井上尚弥のアメリカでの評価や反応はすこぶるいい!
というかヤバいくらいに人気もあるし、みんな井上尚弥の試合を観たがっています。
でなければ、アメリカ側から試合のオファーは来ません!
ただ、本人としたら、当初はローマンゴンサレスと対戦することを目標にしていたので、達成できなくて残念でした(ロマゴンはシーサケットにKO負けで陥落)。
そこで戦いの場をバンタム級に移して最速3階級制覇、そしてWBSSに参戦。
そこで優勝したらさらに上の階級を目指して行くのか?おそらくフェザー級までは行けると思う。
そうしたら5階級制覇です。そして国民栄誉賞と大橋会長の夢のプランを実現しようとしています。
最強の階段を着実にというか、1段どころか3段くらい飛ばして駆け抜けて言ってしまっていると思いますね。
来年にはどうなっているか、とても楽しみです。
おわり