WBC世界ヘビー級王座統一戦、タイソン・ヒューリーVSディリアン・ホワイトが聖地ウェンブリースタジアムで行われました
ヒューリーはこの試合で引退かとほのめかしているが実際はどうなのか、また今後のヘビー級王座統一戦の行方はいかに
ヒューリーVSホワイト戦を書いていこうと思います
タイソン・ヒューリーVSディリアン・ホワイトWBC王座統一戦
WBC世界ヘビー級王座統一戦 ヒューリーVSホワイト。会場は「サッカーの聖地」イングランドのウェンブリースタジアムで行われました。
このウェンブリースタジアムでは、サッカー専用でプレミアリーグのアーセナルFCやトットナムも使用しています。
このウェンブリースタジアムでヒューリーVSホワイト戦では94000人の観客動員数を集めました。もちろん欧州では過去最高動員数です。
ファイトマネーも重量級に行くほど跳ね上がります。今回のファイトマネーは、ヒューリー36億円、ホワイトが9億円。プラスボーナスがどれくらい付くか・・桁違いです。
あの井上尚弥でも1億円なので、どれだけスゴイかわかりますね。
ヒューリーVSホワイト 戦績
本名:タイソン・ルーク・ヒューリー
生年月日:1988年8月12日
国籍:英
身長:206cm
リーチ:216cm
戦績:32戦31勝(22KO)1分
【獲得タイトル】
リングマガジン世界ヘビー級王座
第19代IBF世界ヘビー級王座
第19代WBO世界ヘビー級王座
第2代WBA世界ヘビー級スーパー王座
第30代WBC世界ヘビー級王座
本名:ディリアン・ホワイト
生年月日:1988年4月11日
国籍:英
身長:193cm
リーチ:198cm
戦績:30戦28勝(19KO)2敗
【獲得タイトル】
WBC世界ヘビー級暫定王座
WBC世界ヘビー級暫定王座
ラウンド詳細
- 1ラウンド
序盤はヒューリーはオーソドックス、ホワイトはサウスポースタイルで開始、ヒューリー少し戸惑う。ジャブの付き合い、だが始めから近距離での戦い、ヒューリーがいなしているリングがとても狭く見える。ヒューリー優勢
- 2ラウンド
ヒューリーもサウスポースタイルで応戦。ホワイトはオーソドックススタイルに戻す。ホワイトはなかなか飛び込めない。ヒューリーはリズムをとりながらジャブを放ちあてていく、動きが軽快、ヒューリー優勢
- 3ラウンド
ホワイトは詰めていってボディーを放つが連続に続かない、ヒューリー距離をとってジャブが当たる。ヒューリーアッパーカットからのワンツー、ホワイトは動きはいいが、だんだん入れなくなっている?
ヒューリー優勢
- 4ラウンド
ホワイトのリズムがいい。だがヒューリーもリズムとっている。ホワイト接近戦からキレのいい左フックがを放つが空振り ホワイト眉をカット、もみ合いからエキサイトする場面も・・
ヒューリー優勢
- 5ラウンド
ヒューリーボディーが入っていくボディーを警戒して上のガードが空くとジャブを放ちグラつく。ホワイトは少し疲労度があるか ヒューリー優勢
- 6ラウンド
ヒューリージャブで距離を保つ、ホワイトは接近戦に持ち込みたいがなかうまくいかない。ヒューリーがワンツーを繰り返し打っている、そしてワンツーからこの試合初めて右アッパーを放ちます。全く見えていなかったホワイトは、アゴにまともに入ってダウン!ホワイトは立ち上がったが、フラフラでレフリーストップ・・
6ラウンド2分59秒、タイソンヒューリーのTKO勝利です!
右アッパー一発で試合を決めてしまうヘビー級のパンチの威力はとてつもないね・・
ONE PUNCH POWER.@Tyson_Fury | #FuryWhyte pic.twitter.com/QkgHMf9ntX
— Top Rank Boxing (@trboxing) April 23, 2022
タイソンヒューリーの今後や統一戦は
見事にKO勝利でWBC統一王者になりましたが、今後はどうなるのか?
ヒューリーは、この試合で引退をほのめかしています。
これが最後だと。だがヘビー級戦線は色々動いていますね
WBC:タイソン・ヒューリー
WBA、WBO、IBF:オレクサンドル・ウシク
ウシクは元統一王者のアンソニー・ジョシュアとの再戦があるみたいなので、そこに勝って完全決着してタイソンヒューリーとの4団体統一を行うのか?
またはヒューリーが引退を撤回して4団体統一に臨むのか
ヘビー級もとっても楽しみになってきました
まとめ
タイソン・ヒューリーVSディリアン・ホワイトの結果は、ヒューリーの右アッパー一発でTKO勝利をおさめ、統一王者になりました
ですがヒューリーはこの試合で引退を考えておりヘビー級4団体統一は考えていないのか・・
タイソン・ヒューリーとオレクサンドル・ウシクの統一戦が見てみたい。