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【ボクシング】現役限定!ミドル級最強チャンピオンは誰だ!

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モハメド・アリ、マイク・タイソンがいなくなったヘビー級に代わり、ミドルはスピードとパワーを兼ね備えたパフォーマンスで、人気階級となりました。

シュガーレイ、デュラン、ハーンズの活躍は日本でも有名。「黄金のミドル」です。

契約体重は69.853kgから72.575kg。この規格は欧米人の体格に最も適しており、アジア人、ましてや日本人に入り込む余地など全くないと言われます。

日本人でそれを最初に破ったのが竹原慎二。初防衛は成功しませんでしたが、王座を取ったホルヘ・カストロ戦は日本ボクシング史上に残るジャイアントキリングです。

それでも竹原以降、ミドルは日本人にとって縁のない階級でした。それを崩してくれたのが村田諒太。日本人初のミドル級王座防衛も成し遂げています。

しかし、他にもミドルは猛者揃い。何よりPFP1位のゲンナジー・ゴロフキンの存在が大きいです。

ジャーモール・チャーロや、イギリスのビリー・ジョー・サンダースなどキャラクター揃い。そこに日本人がいるのは嬉しいですね。

では、それぞれどんな選手なのか、見ていきたいと思います。

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WBC暫定王者 ジャーモール・チャーロ

今いるミドル級のそれぞれの団体の王者の中で、最も新顔なのがチャーロ兄弟の兄、ジャーモールです。

スーパーウェルターを制覇し、ミドルに上げてきたのが2016年初頭。ミドルの初戦は、当時WBA1位だったホルヘ・セバスチャン・ヘイランド。

ミドル初戦でいきなりのトップコンテンダーとの戦いでしたが、ジャーモールは4RKO勝利。

ほぼ無傷でランキング1位を圧倒しました。王座への挑戦権を手にし、尚且つミドル級での存在感を存分にアピールします。

2018年4月にWBC4位のウーゴ・センテノ・ジュニアと、WBC同級王座決定戦を行います。

ここでジャーモールは改めて実力の高さを見せつけます。明らかにジャーモールの強打に警戒のセンテノ。

決着は時間の問題と思われましたが、やはりその通り2ラウンドにチャーロの強打がセンテノをとらえ、暫定ではありますがチャーロが王座を獲得しました。

「力のジャーモール(兄)、技のジャーメル(弟)」とは言われますが、兄の方もテクニックがないわけでは全くありません。

鋭いジャブと前後のステップ、カウンターのアッパーや左フックで相手を沈めるシーンも多く見受けられます。チャンスと見たときのまとめ方が弟よりも攻撃的なので、こう言われるのでしょう。

このジャーモールにとって、やはりターゲットはゲンナディ・ゴロフキン!

王座を獲得し改めてゴロフキンに対戦表明を出しているジャーモールですが、他にもゴロフキンを狙う選手は多数。

ゴロフキンへのアピールは、他ミドル戦線の王者やトップコンテンダーとの対戦、そして勝利が最も効果的か?

 

WBO王座 ビリー・ジョー・サンダース

イングランド出身で、リスクのあるマッチメイクをすることで有名なフランク・ウェーレンがプロモートする選手です。

アマチュアキャリアも豊富で、北京五輪のウェルター級代表になっています。北京五輪は2回戦で敗退しますが、その後プロへ転向し今まで負けなしのパーフェクト。

プロキャリアは26戦26勝12KO。ミドルの割にはKO数が寂しいですが、この選手はテクニック型の選手。

直近の2試合は、ゴロフキンが過去に倒しているモンロー・ジュニアとデビッド・レミューを完封しています。

対モンロー・ジュニア戦はサンダースの母国で行われた対アメリカ人相手の防衛戦ということで、現地では結構注目されたみたいです。

共にサウスポーの技巧派同士のこの試合。かなりアクションは少なかったですね。見せ場もなかったです。判定は3-0の勝ちでしたが、これではゴロフキンの対戦相手としては不十分。

その後WBOは対デビッド・レミュー戦を指令。この試合でサンダースはスラッガーのレミューをディフェンステクニックで翻弄

メイウェザーがアルバレス戦で見せたような、相手のパンチを空で切らせた後、余裕で「そこに何かあるのか?」と言ったパフォーマンスも見せつけます。

ワンサイドの展開だったので、サンダースのTKO勝ちがあるのかなと思われました。しかし、逆転のパンチを許さないためなのかサンダースはアウトボクシングを展開。

結果、フルマークも一人いる大差判定勝ち。レミュークラスのブンブン丸はテクニックで完封できると証明しました。

次戦は35歳のマーティン・マレー。この選手もゴロフキンとの対戦経験があります。3戦連続ゴロフキンが倒した相手との対戦となり、かなり意識していることが分かりますね。

当初、サンダースの名前が出てきたのは、村田の世界初挑戦の相手としてでした。強いというよりも、左のテクニシャンでディフェンス偏重となれば、かなり戦いづらい選手です。

元IBF王者のレミューを寄せ付けない勝ち方で株を上げたサンダース。マーティン・マレーを制して統一戦につなげたいですね。

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WBA正規王者 村田諒太

対アッサン・エンダムの疑惑の判定負けを乗り越え、2017年末にエンダムに再挑戦し王座を獲得。22年ぶりとなる日本人ミドル級王者に就いたのが、村田諒太です。

2018年4月15日、村田はさらなる偉業を達成。日本人として初めて、ミドル級の王座初防衛を果たします。

村田をプロモートするトップランク社CEOのボブ・アラム氏は、年末にもミドル級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキンとのビッグマッチの可能性があると言及しています。

しかも舞台は東京ドーム!決まればマイクタイソン以来のドームでの試合ですね

同氏は村田が打ち勝つ可能性もあると述べ、防衛戦を生中継したESPNも村田の動向に注目しています。まさに世界の「RYOTA MURATA」になりました。

初防衛戦の相手は6位のエマヌエル・ブランダムラ。このクラスには圧倒的強さを見せつけられるんだと証明した形になります。

この村田も追うのはやはりゴロフキン。全米放送の予定があることは村田も知っていたようで、それにふさわしいパフォーマンスを狙ったのでしょう。

ファンにとっても、見たいのはサンダース対ゴロフキンよりも、村田対ゴロフキンになったはずです。

もし双方で合意があれば、早くて2018年末に東京ドームで実現するとのことですが、ゴロフキンの次戦はおそらく9月で、もしかしたらアルバレスと決着をつけるかもしれません。

アルバレスは禁止薬物の使用で、半年間の出場停止を食らっています

これに関しては完全に宙に浮いてしまっている状態なので、続報を待ちましょう。

長谷川穂積選手曰く、村田選手の左ジャブは、ステップや上体でタイミングをずらして打つので相手は非常にかわしずらい

かつ威力はストレート級なことはテレビ画面で見ていても分かります。

初防衛戦はエンダム初戦の反省があったのか、ジャブの手数は多く見受けられました。それで相手は後手に回り、完全に逃げ足。最後は右で決めましたね。

ESPNも村田を「一方的」「強烈な右」「的確なパンチ」と絶賛。村田の次戦で有力なのが、9月か10月にラスベガスで対アメリカ人戦。帝拳の本田会長がそう述べています。

ロンドン五輪で村田に決勝で敗れたエスキバ・ファルカオが候補だという話もありましたが、本田会長自身が否定しています。

ゴロフキンへの近道は、本場アメリカで名前のある選手と戦い勝つことでしょう。

何せ村田にはボブ・アラムと本田会長という2大マッチメーカーが付いているので、ゴロフキン戦の実現は難しくはないはずです。

2018年末は無理だとしても、2019年前半には、本当に起こりそうな気がします。

 

WBAスーパー王者 WBC王者 IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン

現代のボクシングを代表する選手。各メディアのPFPでも軒並み1位にランクされる最強ボクサー、それがゲンナジー・ゴロフキンです。

そのゴロフキンも現在36歳。ダニエル・ジェイコブスでは綺麗なアッパーカットを貰い、アルバレス戦では被弾も多く初の引き分け。

この流れから「ゴロフキンは衰えた」と言われるようになります。

ゴロフキンは衰えたのか、それともただ対戦相手の質が向上し、相対的にゴロフキンがそう見えただけなのか、5月6日に行われた対バネス・マーティロスヤンで占われました。

戦前からゴロフキンの圧倒的有利。マーティロスヤンはミドルでは実績はありませんし、実戦は約2年振り。

アルバレスの代替として急にこしらえた相手という感は否めません。

その選手に勝つことは間違いないとされていましたが、その勝ち方如何で、ゴロフキンに対する評価が上下するという意味では重要な試合です。

結果はやはり、圧勝。ミドル級にゴロフキンあり!という事を見せつけるかたちとなりました。

結果は2回1分53秒の圧巻のKO劇でした。

1ラウンドは様子見のゴロフキン。

試合後のインタビューでも語っていた通り、2ラウンドには圧力を強めます。軽く伸ばしたような右でマーティロスヤンを後退させ、ロープに詰めたところをでトドメをさしました。

ゴロフキンの強さはどこにあるのだろうと思っていたのですが、おそらく色んなアングルからパンチが出てくるので、相手には見えないのでしょう。

見えない拳というのはかなり効きます。

この試合でサイドからアッパーカットを打っていたので、こんなテクニックがあるんだなと改めて感心させられました

同時に村田諒太には出来ないだろうなとも思いましたが・・

また特に見えないのは、独特な打ち方をする左フックですかね。

それを武器にミドル級防衛連続20回というとんでもない記録を樹立でバーナード・ホプキンスに並びました。

試合間隔も王者らしからぬ短さで、ファンを魅了してくれます。

パンチの適格性、重さ、固さ、スピードはいまだに健在!

衰えたというならば、それは相手パンチへの反応速度だと思います。マーティロスヤン相手に1ラウンドは様子見だと言ってましたが、カウンターの被弾も結構ありましたね。

マーティロスヤン試合後のインタビューでは、当然のように次戦に関して聞かれていました。

アルバレスに関しては、アルバレスがOKであれば再戦するし、そのほか選手に関しても、「相手がやりたければやる」という全て迎え撃つという姿勢です。

 

ミドル級最強は誰か?

この階級の最強はゲンナジー・ゴロフキンで間違いないでしょう。ミドル級近辺にいる王者たちは、みなゴロフキンの首を狙っています。

マーティロスヤン試合後、挙げられたのはWBC暫定のジャーモール・チャーロ、アンドラーデでした。

サンダース、村田の名前はなかったですね。確かにディフェンス偏重のサンダースだと、ゴロフキンを崩すのは難しいと思います。

村田はまだ少し名前が足りない。

日本人としては、マーティロスヤン戦後のリング上インタビューで村田の名前が出てくることを期待してしまいましたが、残念ながら「誰でもいいよ」という感じでお茶を濁されてしまいました。

対戦候補にリストアップされるように、次戦おそらくアメリカででしょうが、そこで勝利し、リング上でゴロフキンの名前を言ってほしいくらいです。

今ミドル級王者の中で、最もゴロフキンの首を狙えるのはジャーモール・チャーロ。

ゴロフキンに効かせることの出来るパンチを持っているのが村田とチャーロでしょうが、スピードとキレを取ればチャーロ。

ゴロフキン、チャーロ、村田、サンダースの順でしょうか。これがミドルの勢力図です。

 

まとめ

衰えたと見せて、決めるところは決める。PFP最強王者ゴロフキンはやはり健在でした。村田の目標となるゴロフキンの立ち位置が下がらなくてよかった

ウェルター1位でミドルの実績がないマーティロスヤンが対戦にこぎつけられたのですから、村田にもやはりチャンスはあります。

その前にチャーロかサンダースとぶつかってほしい気もしますが、ゴロフキンの年齢を考えると、このビッグマッチのは早期実現が吉。

アジア人初のミドル級防衛王者がPFP1位のスーパーチャンピオンに挑戦するのは、出来すぎともいえる素晴らしいストーリーです。

村田諒太の次戦、アメリカでの聴衆を魅了するパフォーマンスを期待しましょう。

おわり

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