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ボクシングフライ級日本人最強は?比嘉大吾や田中恒成や木村翔以外は?

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日本人にとっては馴染みの深いボクシングフライ級。

50.8Kgという体重は、体の小さな日本人が世界と渡り合える階級として、古くは白井義男、ファイティング原田などの名ボクサーが活躍。

今では比嘉大悟、木村翔が、トップ戦線で戦っています。

故に日本人同士でも競争は激化。

最も話題になった亀田対内藤戦もフライ級の1戦です。まさに日本人にとって群雄割拠のフライ級

そこで日本人最強は誰なのか?現チャンピオンである比嘉大悟や木村翔

そして最新の試合でフライ級に転向し、3階級制覇を目指す田中恒成選手に関して、書いていきたいと思います。

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フライ級日本人最強は誰?

現在、プロボクシングフライ級の雄は、比嘉大悟、木村翔、田中恒成選手の3人です。

比嘉大吾=WBCチャンピオン

木村翔=WBOチャンピオン

田中恒成=ライトフライ級から転向(WBO 1位、WBC 4位)

比嘉大吾

田中恒成

木村翔

日本ランキングを見ると、黒田雅之選手が最高でWBA2位につけていますが

ちょこちょこ負けも挟んでいるので、フライ級日本人最強はこの3人の中から選んで間違いなさそうです。

パワー、技術、スピード、経験、タフネス、スタミナという総合的なボクサーとしての力から判断するに、この中で頭一つ飛び抜けているのは、やはり比嘉大悟選手でしょう。

パワーに関しては文句なしで比嘉選手。今まで15戦15KOという記録が、それを物語っています。

前日計量で野木トレーナーが毎回のように比嘉選手の背後から写真を撮っていますが、見事な逆三角形。

比嘉大吾の広背筋

あのヒッティングマッスルから放たれる自由自在のコンビネーションで16戦16連続KOの新記録を打ち立ててくれるでしょう。

技術に関しても、比嘉選手と田中選手で争っていますが、これまでの試合で見せてくれたボディストレートを絡めたコンビネーションなどから比嘉選手に軍配を上げたいと思います。

パワー、パワー、で攻める比嘉選手ですが、その技術力も相当なもの。これまでの日本人にあまり見られなかった連続の右アッパー

右ボディストレートなどをコンビネーションに入れ込んできており、攻撃の引き出しが非常に広い。

野性味と技術の融合した姿を比嘉選手に見て取れます。

スピードに関しては田中恒成を挙げたいと思います。本人も「スピードを見てくれ」と言っているように

これまでただでさえスピードの速いミニマムとフライで、他の選手とは一段階速いスピードで相手を翻弄してきました。

力で仕留めるというよりも、切れ味鋭い日本刀で切り裂くといった感じ。

ジャブも鋭く様々な角度から打てています。

単純な比較は出来ないが、井上尚弥が4Rで仕留めたクリソン・オマヤマを1Rで仕留めている。シャドーを見ても、非常になめらかなシルクのような動きを見せています。

また、田中恒成の武器はサイドステップができる事ですね

ロマチェンコを彷彿とさせるような、あの一瞬のサイドステップは、相手を瞬間停止にさせます

そこからの攻撃も、バリエーションゆたかに打てるのでかなり厄介ですね

しかしパランポン・CPフレッシュマートと対戦し、眼窩底骨折したり、その他試合でもダウンの経験があるなどピンチも多く迎えていますが、

自慢のスピードで最後はカバーし、勝利を手にしています。

経験でいえば、こちらも田中恒成です。高校7冠の井上尚弥選手には及びませんが、アマチュア4冠を達成したアマチュアエリート。

井上拓真選手とも対戦しており、3勝2敗と勝ち越し。51戦46勝5敗の経験は、プロでもピンチから切り抜ける引き出しを生んでいるはずです。

タフネスとスタミナは、木村翔選手にあげたいですね。

上海で行われたゾウ・シミンに挑んだタイトルマッチでは、まさに最後まであきらめないタフネスと、驚異のスタミナでベルトをもぎ取りました。

デビュー戦ではKO負けを喫している事からも、精神的な面でもタフ。技術面においては、他の2人と比べると粗削りな面もありますが

ゾウ・シミン戦でも見られたように11Rでもガードが下がっていません。

技術面で劣っているといっても、ゾウ・シミン、五十嵐俊幸などアマチュアエリートに強い!驚異のスタミナ&タフネスで、テクニックを打ち破るといった感じですね。

そして、もしこの3人で総当たり戦でも行った場合、勝ち数が最も多くなるのは比嘉選手です。

仮に田中選手と当たったとして、そのスピードに若干手こずるとは思いますが、ミニマムから上がってきた選手では比嘉選手の剛腕は耐えられないはず。

田中選手がライトフライでダウン、怪我をしていることから、打たれ強さはそこまでないと分かります。比嘉選手のKO勝ちで試合は終わりそうです。

対木村選手では、力で押しまくるボクシングが出来そうです。

スタミナに関しては、野木トレーナーの指導のもと400段の階段ダッシュを行うなど、木村選手に劣るということはありません。

ゾウ選手を倒したミラクルをまた期待したくなりますが、木村選手は今まで比嘉選手のようにパワーとテクニックを備えた選手とあたったことはないですから

木村選手が勝つのは難しいと思います。

以上の事から、現役フライ級の日本人最強は比嘉選手。間違いないでしょう。

ただ、試合的には田中対木村が面白くなりそうです。

あまり勝敗予想がつきません・・

現実的に、フライで田中選手が三階級を狙うなら、木村選手を第一候補に見る可能性は大です。

こう言っては木村選手に失礼ですが、比嘉選手やフィリピンのニエテス選手よりも、「穴場」であることは否めない。

ライトフライで田口選手との試合が消えてしまった田中選手にとっては

「中国で最も有名な日本人」の一人、木村選手を打ち取ることは、未だ手に入れていない全国区の知名度獲得にも大きな役割を果たすでしょう。

ただ、テクニックに比重を置くアマエリート出身は木村選手の好物。この試合、是非見てみたいです。

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比嘉大吾や田中恒成や木村翔以外では?

 

日本にとどまらず、フライ級において比嘉選手や木村選手の名前は現にチャンピオンですから、既に世界クラス。

田中選手もミニマムとライトフライを制覇していることから、今後フィーチャーされていくことでしょう。

3人の優劣はともかく、フライ級のトップ戦線にいるのは間違いありません。

それでは、この3人に対抗しうる日本人最右翼をご紹介したいと思います。私が今、最も注目しているボクサーです。

その名は、岩田翔吉(いわた しょうきち)

ホルヘ・リナレスと岩田翔吉

簡単にプロフィールを紹介します。

1996年生まれの22歳。元々総合格闘家山本KID徳郁のクレイジー・ビーでキックボクシングを始め

数々のジュニアタイトルを総なめ。公式プロフィールによると、柔術、MMA、キックボクシング、ムエタイ等ボクシングの他様々な格闘技経験があるようです。

早稲田大学ボクシング部を今年卒業し、今はアメリカで武者修行をしています。

SNSなどを見ると、協栄ジムで練習している様子が見られるので、協栄ジムからプロデビュー、もしかしたらアメリカデビューなんてのも考えられます。

既に世界的プロモーターのボブ・アラム氏とも接近していますし。

この岩田翔吉、アマチュアでは数回負けもあるのですが、なんと高校時代に井上拓真、田中恒成を撃破しているのです。

拳四朗や比嘉選手、過去には亀田興毅選手のスパーリングパートナーも務めていることから、

その実力はプロの間でも認められていますし、日本ランカー(元日本チャンピオン)とのスパーの映像を見ても、圧倒しています。

現在すでに東洋太平洋王者以上の実力はあるのではないでしょうか?

現在アメリカのジムでのスパーの様子がSNSで見れますが、アメリカでも他選手を圧倒。相手のレベルが分かりませんが、スパーでダウン寸前まで追い込んでいます。

早稲田大学時代のボクシングスタイルを見ても、完全にプロ向き。

飛び込みの右から始まる連打で多くの相手が沈んでいます。早稲田は1部ではなく、2部リーグだったのですが、それでもあの強烈な打撃はかなりのものです。

プロ転向したら、人気が出るのは間違いなし。

まずかなりのイケメンでおしゃれ。インスタ等SNSの使い方もうまいです。メイウェザーを崇拝しているとの事で、これからどんどん自己プレゼンしていくことでしょう。

性格もかなりイケイケなようで、丁度山本KIDがK-1に入った当初のような、爆発的な人気を獲得するかもしれません。

比嘉、田中、木村3選手にはない要素を持っている岩田翔吉、アマではライトフライで戦っていましたが、プロ転向でフライに来る可能性も大。是非プロで見たい選手です。

 

まとめ

以上、フライ級戦線にいる日本人に関して、まとめさせていただきました。

やはり最強は比嘉選手ということで位置づけます。田中、木村両選手も、それぞれ強みはありますが、それを凌駕するものを比嘉選手は持っている。

そして将来、フライ戦線に絡んでくるであろう岩田翔吉。

時に荒々しく、時にスタイリッシュなボクシングは、ボクシングファンのみならず、多くのファンを獲得するはずです。

フライ級に日本人が多いうちに、早く岩田選手にプロデビューしてもらって、かき回してもらいたいですね。

おわり

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