
【速報】井岡一翔、戦慄の“左ボディ”で4回KO勝利!5階級制覇へ「5月、井上拓真選手に挑戦したい」と宣言【2025大晦日】
2025年12月31日、東京・大田区総合体育館で行われたWBA世界バンタム級挑戦者決定戦。世界4階級制覇王者の井岡一翔(志成)が、同級11位のマイケル・オルドスゴイッティ(ベネズエラ)と対戦し、4ラウンド2分42秒KO勝利を収めました。
悲願の5階級制覇へ向け、強烈なボディショットで世界への扉をこじ開けた一戦をレポートします。
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試合経過:静かな立ち上がりから一転、戦慄のボディ
1R:情報の収集と鉄壁のガード
試合開始直後、無敗で高いKO率を誇るオルドスゴイッティが積極的に仕掛けます。しかし、井岡は「相手の出方や癖を探りながら戦う」というベテランらしい慎重な立ち上がりを見せました。相手の強打をしっかりとブロッキングで弾き、冷静に距離とタイミングを見極める“情報の1分間”を過ごしました。
2R:流れを変えた左ボディ一閃
2ラウンドに入ると井岡が動きを見せます。重心を下げ、最短距離でジャブ、そして右のクロスを打ち込みます。そして、鋭い左ボディが炸裂。実況が「効いたか」と叫ぶ中、オルドスゴイッティからダウンを奪います。相手は立ち上がりましたが、明らかにボディを嫌がる表情を見せ、井岡のペースが決定的となりました。
4R:とどめのラッシュ、2分42秒の決着
迎えた4ラウンド、井岡は攻撃の手を緩めません。「後半のことは考えていない」かのようにプレッシャーを強め、ボディへの攻撃を徹底しました。相手が嫌がってガードを下げたところに、上下の打ち分けで追い詰めます。最後は再び強烈なボディショットを突き刺し、オルドスゴイッティが悶絶。レフェリーが試合を止め、2分42秒、見事なKO勝利となりました。
試合後コメント:次戦は「5月」、井上拓真への挑戦状
勝利者インタビューで井岡は、バンタム級での初陣を冷静に振り返りながらも、次なるビッグマッチへの意欲を隠しませんでした。
井岡一翔のコメント:
「このバンタム級でチャンピオンに返り咲くことが、皆さんへの恩返しだと思っています。今日の試合はあくまで通過点です」
そして、会場に訪れていたWBA世界バンタム級王者・井上拓真選手、さらに来年のビッグイベントについて言及しました。
「できれば井上拓真チャンピオンと挑戦させてもらいたい。来年5月、井上(尚弥)選手と中谷(潤人)選手が東京ドームで試合をすると聞いているので、そこで僕たちも盛り上げられたら」
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まとめ:2026年、バンタム級戦線が熱くなる
36歳となった井岡一翔ですが、その技術と「倒す本能」は錆びついていませんでした。特に、今回のフィニッシュブローとなったボディショットは、かつてスーパーフライ級で見せたキラーブローを彷彿とさせる切れ味でした。
2026年5月、もし「井上尚弥 vs 中谷潤人」の裏で「井上拓真 vs 井岡一翔」が実現すれば、日本ボクシング史に残るメガイベントとなることは間違いありません。
5階級制覇へ向けた最高のスタートを切った井岡一翔。2026年の動向から目が離せません。
WBA世界バンタム級挑戦者決定戦 10回戦
○ 井岡一翔(4R 2分42秒 KO)マイケル・オルドスゴイッティ ●
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