井岡一翔が国内での活動が復帰して、また新たにビッグなイベントが動きました。
ドニーニエテスに判定負けで再起戦がなんと4階級制覇のかかる王座決定戦に。
対戦相手はかつてニエテスと引き分けた強豪アストン・パリクテです。
井岡一翔にとってこの試合がラストチャンスととらえている模様で、その真意とは?
また開催日程や場所など詳細も書いていきます。
井岡一翔の再起戦が4階級制覇戦に!
井岡一翔は運も持っているのか?昨年12月31日にドニー・ニエテスに1-2の判定負けをして4階級制覇ならずでしたが、なんと再起戦がまた世界戦、しかも4階級制覇戦となります。
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これは、ドニー・ニエテスが王座を返上したためですね。
そうしましたら、ランキングの1位と2位の選手が戦い、勝者が王者となります。
ドニーニエテスはWBOの王者。
そのWBOスーパーフライ級の1位がアストン・パリクテで2位が井岡一翔
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対戦相手のアストン・パリクテとはどんな選手
ここで対戦相手のアストン・パリクテの情報を。
本名:アストン・フランシス・パリクテ
生年月日:1991年1月25日
国籍:比
身長:173㎝
戦績:28戦25勝(21KO)2敗1分
KO率75%のハードパンチャー
【獲得タイトル】
IBFスーパーフライ級ユース王座
IBF環太平洋スーパーフライ級王座
NABF北米スーパーフライ級王座
WBOオリエンタルスーパーフライ級王座
WBOインターコンチネンタルスーパーフライ級王座
■WBO世界スーパーフライ級王座決定戦
2018/09/08 △12R判定 1-1(116-112、110-118、114-114) ドニー・ニエテス(比)
※WBO世界スーパーフライ級王座獲得失敗
あのドニー・ニエテスに1-1の判定で引き分けで王座獲得ならず。
パリクテはハッキリ言って強いですよ!ニエテスに対しても、一進一退の攻防で、どちらが勝ってもおかしくはない内容です。
アストン・パリクテは長身を生かしてガンガン打ってくるタイプ。パンチも強そうな印象です。
何と言ってもKO率75%を誇るハードパンチャー、軽量級でこのKO率はすごいです。
ただ弱点としてはディフェンスはどうだろうという印象。ニエテスのパンチを結構もらっていましたから。コンビネーションブローを上手く使えば勝機は見えるかなと言う個人的な感想です。
パリクテの攻撃は最大の防御か?
井岡一翔は、パンチの回転力で勝負した方が良さそうですね。最近の井岡一翔は、アピールもあると思うが、接近戦で「バチバチ」に打ち合う戦法で戦っている。
これだとパリクテには勝てないと思う。
勝機はパリクテの攻撃をバックステップでかわして、打っては離れてのヒットアンドウェイで「勝ちにこだわる」戦法だったら行けると思う。
※ヒットアンドウェイ=打っては離れ、離れては打ってというボクシング戦術です。連打や強打をもらわない戦法。
これは決して逃げではなく、確立されているボクシング戦術です。相手はじらされて攻めに行ったらカウンターを当てられるので、軽量級の選手が良く多用しています。
井岡一翔はカウンターがとても上手いので、ヒットしたら一発KOもありえる??それにスピードもあるのでヒットアンドウェイで十分戦えます。
井岡一翔VSパリクテ 開催場所や日程や放送は?
試合日程ですが、2019年6月19日、千葉の幕張メッセ
テレビ放送は、21:00~TBSで全国生中継。
井岡一翔と言えばTBSですね!
井岡一翔のラストチャンス?
井岡一翔はこのアストン・パリクテ戦の4階級制覇戦がラストチャンスととらえているようです。
確かに運が回ってきた王座決定戦。年齢も井岡は30歳。残りのボクシング人生の方が短いです。ここで負けたら、そうチャンスは巡ってこないかな?自身もわかっていると思います。
2回連続で王座獲得を失敗したら・・
井岡一翔自身も、この試合を「背水の陣」ととらえていて
「後がない。背水の陣だと思っている。最後のチャンスと思って挑む気持ち。負けられない。勝つしかない」
「負ければ引退? そうならざるを得ないかもしれない。職をなくすという意味では人生を懸けている」
「そうならざるを得ない、自分の決断じゃなくても、という部分では危機感がある」
ここで「背水の陣」の意味を辞書で調べてみました!
一歩もあとにはひけないせっぱ詰まった状況・立場。また、そういう状況に身を置いて、必死の覚悟で事にあたること。
出典:デジタル大辞泉
と書いてあります。
井岡一翔もそのような決意でこの試合に臨むの覚悟のようです。
まとめ
井岡一翔の再起戦がなんと4階級制覇のかかったWBOスーパーフライ級王座決定戦に決まりました。
これは王者のドニー・ニエテスが王座を返上したために生まれた試合。とても運のいい事ですね。
そしてランキング1位のアストン・パリクテと2位の井岡一翔が対戦。勝てば王座獲得&日本人初の4階級制覇です。
さらに井岡一翔はこの試合をラストチャンスとしていて背水の陣で挑む決意をしています。
ここ数年で目まぐるしく状況の変わっている井岡一翔、最後に勝って納得のボクシング人生をかかげられるか?
2019.6.19の世界戦が非常に楽しみになってきました。
おわり