年末からボクシングファンにとってはショッキングなニュースが出てきましたね
2016年12月31日に井岡一翔が現役引退を発表しました
これまで年末のボクシングは井岡一翔選手の恒例行事だったので、今後観れないのはとても残念ですが
なぜ引退なのか?またその理由は何なのかを検証していきます
またボクシングにも世代交代が始まっています。
なので現在の日本人の世界チャンピオン達を紹介したいと思います
井岡一翔 プロフィール
生年月日:1989年3月24日
出身:大阪府堺市
階級:フライ級
身長:165.6㎝ リーチ:168㎝
スタイル:右ボクサーファイター
戦績:22戦21勝 (13KO) 1敗
タイトル
- 第33代日本ライトフライ級王座(防衛0=返上)
- WBC世界ミニマム級王座(防衛3=返上)
- WBA世界ミニマム級王座(防衛0=返上)
- WBA世界ライトフライ級王座(防衛3=返上)
- WBA世界フライ級王座(防衛5=返上)
妻:谷村奈々(歌手)
引退の理由は?
引退の理由について色々意見が出ています
- 父 井岡一法氏との確執 金銭トラブル?
- 妻の谷村奈南との恋愛=結婚
- 3階級制覇後のモチベーションの低下などなど・・
色々囁かれていますが、まず父の一法さんとの確執について検証したいと思います
井岡一法氏はちょっとクセのあるいわくつきな人物との噂・・
- 以前父の一法氏は2016年に脱税疑惑で騒がれてマルサが調査との情報もありました
- また一法氏の弟の弘樹氏(元2階級世界チャンピオン)もジムに顔を出していない
- 一方通行的な指導方法
- 井岡一翔が結婚した谷村奈南さんとの関係
- 結婚するなら専業主婦になれと無茶ぶりな発言(谷村奈南さんはアーティストです)
- 谷村奈南と結婚してから練習しなくなったとの発言
一法氏の指導は、押し付けるような指導、またそのような部分があるらしいのです、そこで一翔氏と意見の違いも
一翔氏との関係は叔父にあたる井岡弘樹氏もジムに顔を出していません
弘樹氏と一法氏との間で何かあったかもしれません。
弘樹氏の指導もないとなるとジムに行く理由もなくなってしまうのでは?
また自分の大切な人を悪く言われたら、それはカチンときます。
そんなことが色々重なって、一翔氏と父の一法氏の関係は冷え切ったものとなりました
一法氏はジムの会長、一翔は息子でありますがプロボクサーの関係上、密接な関係ですけど一翔氏は会長には意見は言えない関係
すべての決定権は会長にあります
一翔氏にとってはもうこのジムではボクシングはできないと考えている可能性がおおきかったのでは?と思います
妻との出会いで?
以前、引退危機の理由が結婚との報道に谷村奈南のSNSが炎上しました
「あなたのせいで井岡はダメになった」
これには谷村奈南もカチンときた様子で喧嘩腰で応戦
「必ず本人がファンの皆さんへ真実を伝えます」とコメント
私との結婚でモチベーションが下がったという事はないと否定してます
3階級制覇後のモチベーションの低下
これは個人的には表向きな発言な気がします
本来でしたら、本人はもっと強敵との対戦を望んでいたし、統一戦も視野に入れていたはず
しかも当時最強だったローマン・ゴンサレス戦も回避してます。本人は対戦したかったと思います
だが、ジムの考えとしては強敵を避け、無難な相手との対戦でファイトマネーを稼ぐ、本人とジム側との考えの違いかなとも思います
ジム側としては、わざわざ負ける、負けそうな試合は組まない・・
引退会見の内容
井岡一翔の引退会見です。
「みなさん、こんばんは。井岡一翔です。本日はこの会見の場を設けていただいた関係者の皆様、お集まりいただいた皆様、ありがとうございます。
ボクシングを始めたきっかけでもある3階級制覇をかなえた時に引退しようと思いました。
2度目の防衛戦が前チャンピオンとの再戦だったので、この戦いに勝ってこそ真のチャンピオンだと思い、ボクシングを続けました。
防衛していく中で自分のさらなる目標を見つけたので、今年4月、5度目の防衛戦の前に引退を決意しました。
3階級制覇も妻の存在なしでは達成できなかったですし、防衛を続けられたのも妻の後押しがあったからです。
さらなる目標と言いましたが、次のステージに進むビジョンはできています。
今まで応援していただいた皆さんの期待を裏切ることなく、さらに期待を持っていただけることだと確信しています。
6年間戦ってきた大みそかという特別な日に、自分の思いと皆さんに感謝を伝えたかったので今日にしました。今日をもって引退します。
今まで応援していただき本当にありがとうございました」
-28歳での引退。早いのでは。
「自分のボクシングを始めたきっかけでもある3階級制覇を達成できたので自分自身満足しています」
-所属ジムの一法会長(父)にはどのように伝えた。
「自分の気持ちを伝えて報告しました」
-どんな反応だった。
「『分かった』と言っていました」
-結婚が引退に影響した。
「今までずっと一緒にいて戦ってきたので、今になって守るものができたというわけではなく、影響はしていないです。妻の存在自体が支えでした」
-奥様からはどんな言葉をかけられた。
「今までも妻には相談していましたが、ボクシングに関しては『自分のために悔いのないように』と言ってくれました」
-今後のビジョンは?話せる範囲で。
「今は言えないですが、先ほども言いましたが、応援していただいた皆様の期待を裏切ることなく、さらに期待を持っていただけることだと思います」
-最も印象に残る試合は。
「一番を決めるのは難しいですが、統一戦(八重樫東戦)か3階級を制覇した試合(フアンカルロス・レベコ戦)です」
-井岡選手にとってボクシングとは?
「人生においてのウオーミングアップです」
-ファンへメッセージを。
「皆さんの応援があったからこそ今の僕があると思っています。応援していただいた皆様に最大の感謝を送りたいと思います。今まで応援していただきありがとうございました」
この引退会見で非常に引っかかったのが
井岡選手にとってボクシングとは?「人生においてのウオーミングアップです」
という発言・・一瞬「えっ」とも思いましたし、非常に残念、また寂しい感情を抱きました
井岡一翔氏にとってボクシングはその程度だったのか?
井岡ファンやスポンサー、講演会の方々に対して大変失礼な言い方ではないか?
がっかりしてしまいました
または、父との確執でそのような感情になってしまったのか・・
ひょっとしたら電撃引退⇒電撃復帰もありえるかもしれません
そうしたら海外での復帰かもしれませんね
関連記事:井岡一翔がアメリカで現役復帰宣言!スーパーフライ級のライバルは?
日本人世界チャンピオン達
今を輝く、日本人世界チャンピオンの方々は11人5人います。
WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者
田口良一(ワタナベ)
WBO世界フライ級王者
木村翔(青木)
IBF世界ミニマム級王者
京口紘人(ワタナベ)⇒ライトフライ級に転向
WBC世界バンタム級王者
井上尚弥(大橋)
WBC世界ライトフライ級王者
拳四朗(B.M.B)
WBO世界スーパーフェザー級王者
伊藤雅雪(伴流)
IBF世界スーパーフェザー級王者
尾川堅一(帝拳)
WBA世界ミドル級王者
村田諒太(帝拳)
WBC世界フライ級王者
比嘉大吾(白井・具志堅)
WBA世界ライト級王者
ホルヘ・リナレス(帝拳)
IBF世界スーパーバンタム級王者
岩佐亮佑(セレス)
WBO世界ミニマム級王者
山中竜也(真正)
この中でやはり頭一つも二つも抜け出ているのは「モンスター」井上尚弥です
パウンドフォーパウンド最新ランキングで6位に入っています
またミドル級の世界チャンピオンには村田諒太選手がいます。このミドル級にはとてつもなく強いボクサーが君臨しています
GGG ゲンナジーゴロフキン(WBAスーパー,WBC,IBF王者)
サウル・カネロ・アルバレス(元WBA・WBC世界スーパーウェルター級スーパー王者 元WBC世界ミドル級王者 元WBO世界スーパーウェルター級王者)
村田諒太選手はこの2人の選手に勝たないと、本当の意味でミドル級チャンピオンとは言えないです
ひょっとしたらこの2人に対戦すらさせてもらえない可能性もあります
対戦できるだけでもビッグニュースになりますね
まとめ
井岡一翔氏が電撃引退を発表したその理由とは、憶測ですが、父の一法氏との確執ではないかと読みます
選手は一切プロモートには口出しできないし、ましては妻の事も悪く言われてはもう我慢の限界を超えると思います
そして日本人現役世界チャンピオンの皆様もずっと防衛していってほしいですし
常に強い相手とバチバチの勝負をしてほしいです。
特に井上尚弥選手の今後の試合は楽しみですね。一体どこの領域まで行くのか?
これからのボクシングファンの期待に応えていただきたいです
おわり
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