やっぱりドネアは強かった!!
WBSS準決勝、WBAスーパー王者のノニト・ドネアが「代役」挑戦者のステファン・ヤングに対し6ラウンド終了間際に伝家の宝刀、「フィリピーノフラッシュ」が炸裂でワンパンチKO勝利。
これでドネアは夢の決勝進出ですね。
この試合の詳細を書いていこうと思います。
WBSS準決勝、ノニト・ドネアVSステファン・ヤング
WBAスーパー 世界バンタム級タイトルマッチ / ノニト・ドネア vs ステファン・ヤング。
アメリカ・ルイジアナ州ラファイエット ケイジャンドーム。
この試合はWOWOWオンデマンド放送で視聴。
11時から放送という事で急いでセッティング。ドネア戦がセミファイナルだったみたいで、放送後すぐに試合開始でしたね。
普段は放送から試合まで2時間とかかかるのに・・メインイベントはスーパーライト級の準決勝です。
早速ドネアVSヤング戦の詳細を書いていきます。
1ラウンド
ラウンド初めからドネアがプレッシャーをかけていく。対峙するとドネアとヤングは身長差がかなりあります。
ヤングはアウトボクシングをして細かいパンチを打つ。一方のドネアはプレッシャーをかけて強いパンチを打つ展開。
だがヤングのパンチスピードはかなり速いですね!ドネアはこのパンチに反応できていない様子。
このままヤングの早いパンチが続くとドネアは少々厄介です。
ヤング何発かいいタイミングでドネアにヒット。
このラウンドはヤング優勢。
2ラウンド
このラウンドもドネアが前に出てプレッシャーをかけてる。
1ラウンド取られてドネアヤバいと思ったか、コーナーに追い込み強いパンチを当てていく。
ヤングは足を使い何とか防ぐ。時折ヤングも速いショートパンチを当てに行く。
このラウンドドネア優勢。
3ラウンド
ヤングは活路を見出しだす、終始足を使い動いて細かいパンチを打つ。これでドネアは苦労しそうな雰囲気。
ドネアは少し焦りが見えるように、力をこめて大振りが目立つ。悪い癖が出て来てます・・
これでヤングは余裕の表れか、ガードを少し下げてしまう。
これに対し、ラウンド中盤にドネアが強いワン・ツーがヤングにヒット!これで形勢が変わる!
このワン・ツーでヤングがドネアのパンチを警戒して思うような攻撃ができなくなる。
ドネア優勢。
4~5ラウンド
ここからドネアのペース。ドネアのパンチがガードの上から効いているように見える。
力みもなくなり自然にパンチを出すようになる。
ヤングは少し腰が引けてちょっと「怖がっている」様にみえます。それほどドネアのパンチが強力と言う事。
たまにヤングのパンチがカウンター気味に当たっているが、これでパンチ力があれば効くのだが・・
ドネア優勢。
6ラウンド
このままドネアペースですとヤングの勝ち目はない。
なのでヤングもまた足を使ってドネアの攻撃をかわしていく。そしてヤングのパンチもドネアの顔面にヒットさせる。
右、左のストレートがドネアの顔面に結構当たってます。
ヤングも意地を見せてます。ヤングもなかなかやるじゃないか!
このまま一進一退のペースかと思いましたが、ラウンド終了間際にドネアが右のボディーから自然に出した左フックがヤングのアゴ付近にヒット!!
ヤングダウン!!
この左フックでヤングが「スローモーション」のように倒れていく・・
これが伝家の宝刀「フィリピーノ・フラッシュ」か?
ヤングの表情がうつろです・・ダメージがかなりあるようで、これをみたレフリーが試合を止めました。
6ラウンド、WBAスーパー王者のノニト・ドネアがTKOでヤングを下し初防衛+WBSS決勝進出が決まりました!
試合後のインタビューで、決勝は井上尚弥とロドリゲスどちらと戦いたいかとの問いで、ドネアは
井上尚弥をリスペクトしてるし、日本も好きなので井上尚弥と対戦したいとオファー!
ぜひとも井上尚弥VSドネアの決勝戦が観たいですね。
まとめ
WBSS準決勝、ノニト・ドネアVSステファン・ヤングの試合は、ドネアが伝家の宝刀、フィリピーノフラッシュが炸裂して6ラウンドTKO勝利で決勝進出。
ドネアはバンタム級でも強いことが証明されました。
それとともに強運の持ち主かなと。試合直前にゾラニ・テテが怪我で棄権するなんて。
ドネアVSテテの試合が観たかったです。
そして決勝戦は井上尚弥とロドリゲスの勝者との対決となります。
ファンからしたら井上尚弥VSノニト・ドネアの試合が絶対観たい。そんな気持ちです。
おわり
関連記事:WBSS準決勝、ドネアは「持っている?」井上尚弥と師弟対決なるか