4団体世界スーパーウェルター級統一戦、ジャーメル・チャーロVSブライアン・カスターニョの第二戦目(再戦)はジャーメル・チャーロのTKO勝利でした。お互いにバチバチの殴り合いの末の激闘を書いていきます
ジャーメル・チャーロVSブライアン・カスターニョ ・再戦
前回2021/7/17のチャーロVSカスターニョの一戦は△12R判定 1-1(114-114、117-111、113-114)でドロー
そして今回再戦という事でとっても盛り上がっています。そしてどちらかが勝てば史上初のスーパーウェルター級4団体統一王者となります。
チャーロがWBA、WBC、IBF王者、カスターニョがWBO王者
簡単に両者の紹介
ジャーメル・チャーロ
本名:ジャーメル・デアバンテ・チャーロ
生年月日:1990年05月19日
国籍:米
身長180cm
リーチ:185cm
戦績:36戦34勝(18KO)1敗1分
【獲得タイトル】
WBC米大陸スーパーウェルター級王座
USBA全米スーパーウェルター級王座
第45代WBC世界スーパーウェルター級王座
第47代WBC世界スーパーウェルター級王座
第30代IBF世界スーパーウェルター級王座
第12代WBA世界スーパーウェルター級スーパー王座
ブライアン・カスターニョ
本名:ブライアン・カルロス・カスターニョ
生年月日:1989年9月12日
国籍:アルゼンチン
身長:180cm
リーチ:182cm
戦績:19戦17勝(12KO)2分
【獲得タイトル】
2010年度南米選手権ウェルター級優勝(アマチュア)
WBOインターコンチネンタルスーパーウェルター級王座
WBA世界スーパーウェルター級暫定王座
第49代WBA世界スーパーウェルター級王座
第17代WBO世界スーパーウェルター級王座
チャーロVSカスターニョ試合詳細
1ラウンド
カスターニョの声援がすスゴイ、チャーロの応援はブーイングもある
チャーロの方が大きく見えますね。どちらもオーソドックス。チャーロワンツー、チャーロ手数出てる、カスターニョも接近戦で応戦、1ラウンドからバチバチ、チャーロやや優勢、カスターニョもいい
2ラウンド
チャーロワンツースリーに対しカスターニョ接近戦でコンパクトに出てる。チャーロジャブで入らせない。カスターニョがじりじりと距離を詰める チャーロ優勢
3ラウンド
カスターニョプレッシャーかけて詰める。ガード堅い。接近戦なったらチャーロクリンチで止める
。これはチャーロの対カスターニョ対策か。ロープ際でお互いにパンチの応戦 チャーロ優勢
4ラウンド
チャーロボディー入る。手数はチャーロか、カスターニョ接近戦でパンチ打つがチャーロダッキングでうまく攻撃をもらわないようにしている。終了間際ロープ際で同時にカウンターが入る チャーロ優勢
5ラウンド
チャーロジャブで距離取る、カスターニョは詰めたい、チャーロワンツー入る!ロープ際でカスターニョ左右ボディーに対チャーロカウンターか、カスターニョ右ストレート入る、その後チャーロの右アッパーでカスターニョグラつく チャーロ優勢
6ラウンド
カスターニョ接近戦で左フック、チャーロミドルレンジからワンツー、左フック、ジャブがいい。カスターニョカウンター右入る、手数多い、ラウンド週間際同時右当たる カスターニョ優勢
7ラウンド
ラウンド初めは静かな立ち上がり、チャーロボディー攻撃から左ロングフックカウンター!カスターニョグラつく。カスターニョ入れなくなって来てる。カスターニョ動き鈍る チャーロ優勢
8ラウンド
7ラウンドのカウンターが効いているのか?後半戦はカスターニョ動き鈍る。カスターニョ詰めるがパンチが出ない、打ち終わりにチャーロ左フック狙う。チャーロ左右ボディーフックでロープ際逃げる。チャーロ優勢
9ラウンド
チャーロワンツーでカスターニョを近づけないロープ際でもチャーロうまく逃げる、がカスターニョ攻める。カスターニョ優勢
10ラウンド
開始からカスターニョ攻める。チャーロ、ロープ際さばいてディフェンス、ラウンド後半、接近戦チャーロのショートフックがカスターニョのテンプルに当たり崩れ落ちるようにダウン!
かなりグラグラ。カスターニョ起き上がったがチャーロのワンツーから左ストレートでカスターニョの顎が上がる!その後に左ボディーブローで2度目のダウン!レフリーストップでチャーロ勝利!
https://twitter.com/i/status/1525690263724777472
まとめ
ジャーメル・チャーロVSブライアン・カスターニョのスーパーウェルター級4団体統一戦は、10ラウンドTKOでジャーメル・チャーロがスーパーウェルター級4団体統一王者になりました。
この試合は始めからお互いバチバチに行っていて、とても見ごたえのある試合でした。ですがチャーロが7ラウンドからカウンターでパンチが入ってからチャーロペースになった気がします。
そしてガードの隙間を上手く打った左ショートフックがカスターニョのテンプルに入り万事休すでした。
年間最高試合かというくらい良い試合でした
おわり