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各階級王者

【ボクシング】現役限定!ミニマム級最強チャンピオンは誰だ!

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17階級のうち、最も軽いミニマム級。ミニマムとは最小限を意味します。

17階級の中でも最も新しく出来た階級で、ミニマムの他、ストロー級やミニフライ級と団体によっては呼んだりすることもあります。

ミニマムからは歴代名ボクサーが生まれていますが、現役ボクサーの中で最強は誰なのか?書いていきたいと思います。

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各団体のチャンピオンは?

ミニマム級と言えば日本人には馴染み深い階級ですね。欧米勢ひしめく上の階級よりも、体格の小さい日本人が活躍できた階級です。

日本からは、WBCミニマム級の初代チャンピオンになった井岡弘樹

150年に一人の天才大橋秀行

芸術的な防御テクニックを誇った星野敬太郎

2度王座に輝き、7度の王座防衛に成功した新井田豊

主要4団体でチャンピオンになった高山勝成

日本初の王座統一戦を行った井岡一翔八重樫東

それに宮崎亮、現在フライ級での王座奪取を狙う田中恒成がその王座に輝いてきました。

世界に目を向けるとさらに強力な王者がいます。まずはリカルド・ロペス

KOの少ないミニマム級で70%以上のKO率を誇り、ミニマムを21回も防衛しています。これは世界記録。

その防衛戦には日本人も含まれ、奪還は対大橋戦でした。150年に一人の天才と言われた大橋が手も足も出ず、そこから21回というすさまじい防衛記録を打ち立てています。

ニカラグア人初の4階級制覇を成し遂げたローマン・ゴンザレスもミニマム級出身。

上述の新井田、高山両名を下しており、階級に似つかないハードパンチでミニマムの王座は3度防衛しました。

それでは現役となると今どのような選手がいるでしょうか?

WBA ノックアウト・CPフレッシュマート

ノックアウト・CP・フレッシュマート、こちらはタイの選手です。タイにもミニマムのチャンピオンは多いですね。ちなみにWBCもタイ人が君臨しています。

本名サマノーン・ニヨムトロン。CPフレッシュマートというのは、スポンサーでついているタイの大手コンビニチェーンの名前だそうです。

リングネームにスポンサーの名前を入れるあたり、タイ人らしいですね。

ちなみにタイや東南アジアのボクサー、キックボクサーは、リングネームにジムの名前を入れる事が多いそうです

例えばK-1で活躍したブアカーオ・ポー・プラムックは、「プラムックジムのブアカーオ」という意味。

注意して見ると、他にもポー・プラムックと名のつく選手がいるので、同じジムだと分かります。

このフレッシュマートですが、ムエタイ出身で聖地ラジャダムナンとルンピニーの105ポンドクラスでムエタイ王者になっています。

ムエタイの実力もかなりのものですね。その後ボクシングに転向し、アマチュアのタイ国ナショナルチャンピオンに!

最新の試合は2018年3月6日に防衛戦を行っており、WBA8度目の防衛に成功しています。世界を奪取してから全てタイで試合をしていますね。

日本からはワタナベジムの小野心、花形ジムの大平剛が挑戦していますが、小野は判定、大平は5回TKOで敗れています。

現在までの成績は17戦17勝7KOとなっていますが、対戦相手の中にもそこまで突出した選手はいません。

ニカラグアのバイロン・ロハスが今度の指名挑戦者に認定されている事もありライバル関係になりそうですが、そこまで目立った戦績ではないですね。

良いと思ったのはガードが堅いこと、まともな被弾は確認できませんでした。

そして、飛び込みのスピードがあること。

攻撃は単発で終わってしまうことが多いのですが、飛び込みの左フックもしくはボディからの右ストレートで相手に効かせるシーンが多かったです。

タイのパッキャオといわれているようで、確かに背の方から見るとそう思えなくもありません。

ただ、試合運びは最初のラウンドからラストまでほとんど同じペース。堅実な選手です。ですが8度も防衛に成功しているので、ミニマム級最強候補の一人ではあります。

WBC ワンヒン・ミナヨ―ティン

主要4団体のミニマム級チャンピオンで、戦績だけ見ればこの選手がずば抜けています。

現在49戦49勝17KO。ミニマム級らしくKO率こそ低いですが、メイウェザー対アンドレ・ベルトの時話題になったロッキー・マルシアノの記録に並んでいます。

50戦目も5月2日に行いますし、まだ32歳と若いので、記録更新してくれることに期待しましょう。

ちなみにこのミナヨ―ティンと前述のCPフレッシュマートは同じ会長兼プロモーターの傘下にあります。

フレッシュマートと違うところは、手数が多く好戦的なところですね。ジャブもよく出ますし、コンビネーションも多彩です。

欲しいのは、強敵との試合とその勝利。試合は50戦すべてタイ国内、相手は無名。作ったというよりも、作られた記録・・

リングマガジンやBoxRecは彼を現代ミニマム級のベストファイターだとしていますが、その戦績だけによる記録でベストだと判断していいものか疑問符が付きます。

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WBO 京口紘人

今日本のミニマムといえば彼ですね。9戦9勝7KO、最新の試合では2017年12月31日IBF3位のカルロス・ブイドラゴと初防衛戦を行い8回TKOで締めています。

特徴は右のアッパーと左のアッパー、フック。小学生の時から辰吉丈一郎の手ほどきを受けていたようで、左ボディブローは非常に綺麗です。

ガードが甘くなることもなく、現在まで目立った被弾はありません。

ブライドラゴ戦までの2試合は判定だったので、相手が強敵になるにつれパワーが目減りしているのかなとも思いましたが

今までダウン経験のないブイドラゴを追い詰めてTKOであれ終わらせたのでハードパンチャーといえるでしょう。

ミニマムの中で今後最もメジャーになれるとしたら京口でしょう。

ただ、ミニマム級で人気を出すには、勝利だけではなくKOないしTKO出来る更なるパワーが必要です。

どう勝ってもローマン・ゴンザレスがいた階級なので、そのパワーと比較されてしまいがちです。

ブライドラゴ戦も、2ラウンドからブライドラゴはボディでぐらつきを見せていました。そこで仕留められるような獰猛さが欲しいですね。

IBF 山中竜也

ミニマム級全日本新人王、日本王座、そして世界王座というふうに、東洋太平洋を飛ばしてはいるもののチャンピオンへの王道で今世界のベルトを巻く山中竜也。

日本の福原辰弥選手と戦い判定勝ちで王座を奪取。

初防衛戦では、福原選手に同じく負けたモイセス・カジェロス選手と対戦。最も難しいと言われる初防衛戦で相手をギブアップに追い込みました。

KO率は50%以下と少ないですが、非常に堅実なボクシングをするなというのが、カジェロス戦を見た感想です。

普段体重が約57kg。ミニマムに合わせるには約10Kgの減量が必要になってくるので、思った通りのパワーが出ていないのかもしれませんが、まずステップワークが良いです。

10㎏の減量はあの比嘉大吾と同じですね 減量苦が見て取れそうです

膝を柔らかく使い、常に小刻みに前後にステップワークをしており、前後左右の動作に移りやすいのでしょう。また、突進型の相手に対する左右のピボットもうまい。

ピボット=一方の脚を円の中心のようにして、後ろ方向へ廻って相手の攻撃を捌くこと

初防衛のカジェロスは、ジャブをこつこつ当てるようなタイプではなく、大振り左右フックで近づいてくるファイターでしたが

そういったファイターに対処する際のお手本となるようなリズミカルなサイドステップを見せています。

初防衛戦で出来るのですから、十分合格点でしょう。武骨な印象があるので、アマエリート街道をいっていた京口選手との対戦も面白そうです。

4人の中で最強は誰か?

無理やり順位をつけるとしたら、

  1. 京口紘人
  2. ワンヒン・ミナヨ―ティン
  3. ノックアウト・CPフレッシュマート
  4. 山中竜也

と言ったところでしょうか

正直京口選手がミナヨ―ティンに負ける姿が想像できないのですが、お互い共通の相手と戦っているというわけでもないので

スピード、パワー、コンビネーション、若さから京口に分があるかなと判断しました。

2017年に京口選手と対戦したブイドラゴ選手は、2014年CPフレッシュマートと戦い判定負け

京口はそれをTKOで沈めていますし、京口がCPフレッシュマートの上にいるのは間違いないでしょう。

ミナヨ―ティンとCPフレッシュマートは、略同列です。

ミナヨ―ティンの方が試合数が多く年齢も上であるにも関わらず、非常にアグレッシブ。

ですがCPフレッシュマートの真価は次のバイロン・ロハス戦で問われると思います。

バイロン・ロハスとCPフレッシュマートは2016年に一度戦っており、その時はCPフレッシュマートが3者ともに115-113の判定勝ちを収めています。

ロハスはミニマムのスーパー王者であったヘッキー・ブドラーを倒しているので、決して実力のない選手というわけではありません。

次の試合で同級1位のロハスに対して明確な形で勝てるかどうか、注目していきたいと思います。

そして山中選手ですが、この選手も他タイ人2人に劣っていることはないと思います。

2敗しているので、キャリアとしては他3名と比べ綺麗なものではないですが

ミナヨ―ティン、CPフレッシュマートのような直線的なファイターに対する対応度は、カジェロス戦で証明されました。

山中選手がこの2人とやるとしたらタイだと思うのですが、判定だともしかしたら厳しいのかなという思いです。山中選手を4位としたのは、そのためでもあります。

 

まとめ

 

以上、今ミニマム級の世界トップの選手4人と、その比較をさせて頂きました。他3人の試合を見ても、京口選手が負けるであろう要素は見つけられません。

京口選手が階級を上げるという話もないので、京口選手のトップをより際立出せるためには、まず山中選手との統一戦が望ましいでしょう。

その後、3団体以上の統一に向けて行ってほしいです。ミナヨ―ティンもCPフレッシュマートも、京口選手のようなスピードとパワーを兼ね備えた選手とは戦っていないようなので

京口選手が2人の牙城をくずせる可能性大です。

おわり

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