
※本記事は2019年公開の記事をベースに、2026年向けに加筆・再構成しています。
井上尚弥の試合は「世界タイトルマッチ」だけじゃない。
“その先の格”を証明する舞台が、海外には存在する。
それが――
リング誌(The Ring)が認定するベルト(The Ring Belt)だ。
実は、井上尚弥vsロドリゲス戦(WBSS)は、ただのトーナメント戦ではなく
リング誌認定ベルトの対象試合としても注目された。
この記事では、
- そもそもリング誌ベルトとは何か
- 4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)と何が違うのか
- どんな条件で認定されるのか
- 歴代の獲得選手は誰なのか
を、初心者でも分かるように整理していく。
スポンサーリンク
リング誌認定ベルト(The Ring Belt)とは?




リング誌(The Ring)は、1922年創刊のボクシング専門誌。
いわゆる「海外ボクシングの権威」のひとつで、世界ランキングや王者認定で影響力がある。
そしてリング誌が認定する王者には、試合後にこのベルトが渡される。
これが通称「リング誌ベルト(The Ring Belt)」。
ポイントはここ👇
- 4団体とは別枠
- 「実力で最強」と見なされた者の証
- “真正の王者”に近い考え方
つまりリング誌ベルトは、
ベルトの数が多すぎる現代ボクシングに対して「本当の1位」を示す思想なんだ。
リング誌ベルトの価値は?4団体と何が違う?
世界王者=強い。これは当然。
ただ、現代のボクシングでは――
- 団体が4つある
- 正規王者・暫定王者などが乱立する
- “誰が一番強いのか”が分かりにくい
という問題がある。
そこでリング誌は、「階級で最強=1人」という思想で、独自に王者を認定する。
リング誌ベルトの価値
- 政治や団体の事情に左右されにくい
- ランキング重視
- “1位と2位が戦って勝った者”が王者
だからボクシングファンからは、
リング誌ベルト=本当の王者の証/4団体より価値がある場合もある
と言われたりする。
スポンサーリンク
リング誌ベルトの認定基準(基本ルール)
リング誌ベルトは、誰でも簡単に挑戦できるわけじゃない。
基本条件はかなりシンプル。
✅ リング誌ランキング1位と2位が対戦
→ 勝者がリング誌王者(ベルト獲得)
これが「王者決定戦」の原則。
※例外として、王者空位の状態やランキングの状況により「1位vs3位」などになるケースもある。
井上尚弥vsロドリゲス戦が「リング誌認定対象」になった理由

ロドリゲス戦は、WBSS準決勝。
ただのトーナメント戦のはずなのに、なぜリング誌が注目したのか。
答えは――
「バンタム級の最強決定戦として成立していた」から。
当時の井上は
- バンタム級に上げたばかりなのに世界最強候補
- パヤノ戦で秒殺KO
- 爆発的な注目度
そしてロドリゲスも
- 世界王者経験者
- 実力・ランキングともに上位
要するにリング誌目線では、
「トーナメントだから」ではなく、
「この2人が戦うなら王者認定できる」という格。
これが、井上の試合が“世界戦以上”の価値を帯びる瞬間だった。
スポンサーリンク
リング誌ベルトを巻いた歴代選手は誰?
リング誌ベルトの獲得者には、もちろんスーパースターが並ぶ。
(※階級や時期で多数いるため、ここでは代表例のイメージ)
- フロイド・メイウェザー
- マニー・パッキャオ
- カネロ・アルバレス
- ワシル・ロマチェンコ
- ゲンナジー・ゴロフキン
こういう「本物」クラスの名前が並ぶのがリング誌の凄さ。
つまりリング誌ベルトは――
“巻いた時点で格が上がるベルト”なんだ。
よくある疑問(FAQ)
Q:リング誌ベルトって誰が決めてるの?
A:リング誌(The Ring)の編集部が、ランキングや試合の妥当性に基づいて認定する。
Q:4団体の世界王者より価値が上?
A:一般的な“公式”は4団体。ただしファンの評価としては「リング誌=実力証明」として上に見られることもある。
Q:リング誌ベルトは防衛戦もある?
A:ある。リング誌王者として認定され続ける限り、防衛戦として扱われることがある。
まとめ|リング誌ベルトは「井上尚弥の格」を世界基準で証明する
ボクシングはベルトが多い。
だからこそ、リング誌のように「本当に強い1人」を選ぶ思想が価値を持つ。
そして、井上尚弥の試合がリング誌ベルト認定の対象になったという事実は、
「井上が世界の視点で最強候補だった」証拠でもある。
リング誌が動く=世界が認める。
それが、モンスター井上尚弥だ。

