井上尚弥が出場するWBSSバンタム級準決勝もあとわずかとなってきました。
いよいよ試合まで大詰めで、スパーリングもバチバチやっていると聞いていますが、そんなスパーリングパートナーの相手を探すのにも一苦労すると聞いています。
井上尚弥のスパーリングパートナーはみんな注目の選手なのですが、今回そのスパーリングパートナーがメチャ強いとの噂・・
一体どんな選手なのか?調べてみたいと思います。また、アマの怪物とのバチバチの対決もあったようです。
楽しみですね!
井上尚弥の新しいスパーリングパートナーがヤバイって?
「Monster」井上尚弥のスパーリングは手加減なしでバチバチに打ち合うので、スパーリングパートナーもある程度強くないと壊れてしまいます。
実際にWBSS初戦の対パヤノ対策で呼んでいたスパーリングパートナーが腕の骨を折ってしまったりして。。
そして今回、新しいスパーリングパートナーを連れてきたという事ですので、一体誰なのか?どんな選手なのか?
そのスパーリングパートナーは、
【ケビン・ジェイク・カタラハ】
戦績:9戦全勝7KO スーパーフライ級 22歳 フィリピン
アマ成績が300戦以上と言われています。まるでロマチェンコみたいだ。
そして、カタラハはアジア1名門でレベルの高いALAジム所属との事。
ALAジムと言えば、あの井岡一翔を下した4階級制覇、ドニー・ニエテスも所属しているジム。
と言いますか、ニエテスはALAジムのアシスタントスタッフでしたからね!
他にも、田口良一や拳四郎と戦った元世界王者のミラン・メリンドもALAジムですね。
あとは、あのフィリピンの英雄、マニー・パッキャオも練習に訪れるそうです。
関連記事:井岡一翔、ニエテスに判定負けで4階級制覇ならず!今後の展望は?
カタラハのファイトスタイルは?
カタラハのファイトスタイルは、完全ファイターではないが、ややボクサーファイタータイプかな?
よく「ドネアタイプ」と言われています。
ホントフィリピンの選手はたくさん強い選手が出てきますね!
パッキャオ、ドネア、ニエテス、メリンド、そしてカタラハ・・フィリピンはボクシングの宝石箱です。
プロの怪物VSアマの怪物
また井上尚弥はアマのホープ、東京五輪メダル候補の堤 駿斗(つつみはやと)と4ラウンドのスパーリングを行いました。
堤 駿斗のプロフィール
- 東洋大学1年。
- 1999年7月12日生まれ。
- 千葉県千葉市出身。
- 習志野高校卒。
- 戦績70戦65勝(20KO・RSC)5敗。
- 高校総体、全日本選手権、世界ユース選手権など国内外タイトル11冠。
アマチュアの成績は井上尚弥よりも上ですね。
いや~当時高校生であの角度の良いボディーブローを打てるなんてスゴイ!プロでもあんな風には打てないよ!
井上と堤とのスパーリングは今回が3回目だそうです。
井上尚弥の今回のスパーリングの感想は?
「日本でいちばん反応がいい」
「一瞬も気を抜けない。1ラウンド全部集中していないと。もう、このレベルまで来たら、どっちが集中力があるか。どっちがミスをするか」。
プロのMonsterも堤の才能には舌を巻いているようですね。
一方のアマのMonster堤も
「尚弥さんのプレッシャーが強くて、力みすぎて4ラウンドに失速してしまいました。2、3発効いてしまった」
井上尚弥の左ボディブロー、右アッパーカットは強烈だったようです。
Monster井上尚弥にそんなことを言わせる堤駿斗はやはり怪物です!
まとめ
WBSS準決勝まで残り1か月足らずですが、井上尚弥本人も言っていた通り、最近は本来のキレが戻らずスランプだったようですが、スパーリングで吹っ切れたようで、いつものキレが戻ってきた。
カタラハのような最強の相手をあえてスパーリングパートナーに呼ぶところは仮想ロドリゲス対策も兼ねてでしょうか。抜かりはありません。
そして、アマの怪物、堤 駿斗ともスパーリングも行い、ホントに気の抜けない毎日を過ごしています。
井上尚弥自身、ギリギリの緊張感の中でのスパーリングで充実した様子なようです。
おわり
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