いよいよ「ウクライナの最高傑作」ワシル・ロマチェンコが最強の階段のトップに立とうとしています
先日のホルヘ・リナレス戦から数日が経過して、ロマチェンコの評価がさらにうなぎ上りなのは承知の上
さらにホセ・ペトラザ、アンソニークローラも撃破して統一王者になり、敵なし無双状態のロマチェンコ
もう誰も敵わないところまで来てしまっていそうなロマチェンコのボクシング技術
圧倒的な実力と巧みなステップで相手を翻弄するマチェンコ
ロマチェンコの本当の評価はどうなのかを検証したいと思います
ロマチェンコがパウンドフォーパウンド1位!
5月12日(日本時間13日)に行われたWBA世界ライト級タイトルマッチで、チャンピオンのホルヘ・リナレスVSワシル・ロマチェンコの世紀の一戦で、結果的には両者とも評価を上げました
リナレスは、パウンドフォーパウンドのロマチェンコと戦って、ダウンを奪ってあともう少しという所まで追い詰めたのでね
年間最高試合になるんじゃないかな?ほんと観ていて両者ともに惚れ惚れした
これぞボクシング
一方のロマチェンコは、誰も文句は言えない内容で圧巻のKO勝利‼
手数でリナレスを圧倒&フットワークでも圧倒
KOシーンの左ボディーブローは、渾身のブローではないと思ったが、リナレスには相当なダメージを負わせるほどの威力、角度、タイミングが絶妙だったんですね
顔面に4連打の後のボデーブローですから・・効くよなあ・・
ロマチェンコのサイドステップは滑らかで、かつ小刻みに動いてはパンチを当てていき相手力量の情報収集
情報収集が完了したらKO、もしくは「ロマチェンコ勝ち」に向かって徐々に強いパンチを放っていき相手を棄権&KOさせるという戦法
リナレスにもライト級にも通用したロマチェンコ戦法
ロマチェンコはこの一戦で、世界最速の12戦目で3階級制覇を成し遂げました
ロマチェンコのホントの評価
この衝撃的な内容で、海外メディアはパウンド・フォー・パウンド(PFP)のランキングでNo.1にしています
パウンドフォーパウンド(P4P)をランキングしているボクシングマガジンは4つ
そのうち3つをロマチェンコが1位とランキングしています
残りのリング誌だけはP4Pで2位にランク
更新:リング誌もロマチェンコがパウンドフォーパウンド1位
パウンドフォーパウンドを設定している4つのメディア
このメディアの中で個人的にはまだロマチェンコは2位だと思います
理由は、最も権威のあると言われているメディアがリング誌です。そのリング誌が2位と付けているのでね
更新:2019.4.12日(日本時間13日)ロマチェンコVSクローラ戦で圧倒的なボクシングで4ラウンド58秒でTKO勝利。
関連記事:ロマチェンコがクローラに4ラウンド58秒圧勝TKOで2度目の防衛!
肩の怪我も癒えて、本来の「ハイテク」の本領発揮です!ライト級4団体統一を狙っています。
ロマチェンコ強すぎる。付け入るスキがありません。
これぞ最高傑作品、
- オフェンス
- ディフェンス
- スピード
- パンチ力
- コンビネーションブロー
- アグレッシブ
全てを持っているボクサーはロマチェンコくらいしかいないのではないか?
あとはクロフォードかカネロか。
ゴロフキンは?
ピークを過ぎたと言われていますが、まだまだ本気になったゴロフキンは強いです。
2010年からチャンピオンベルトを渡してないし(連続防衛19度)
石のように固い拳で一発で相手をなぎ倒す事ができる
しかもダウン経験がない
ですが・・時代の流れは来るもので、ゴロフキンVSカネロとのリベンジマッチは、カネロの判定勝利で王座陥落。
関連記事:アルバレスが新王者、ゴロフキン敗れる!政権交代で村田諒太の影響は?
パウンドフォーパウンドランキングも6位まで下がってしまいました。
年齢も37歳。あとどれくらいできるか。
まとめ
ワシル・ロマチェンコが「パウンドフォーパウンド」の1位にランクしているメディアばかりになりました。
パウンドフォーパウンドを設定している4団体のうち3団体が1位ですからね
のちにリング誌も1位にランクアップ
一時は1位はまだゴロフキンかなと思いましたが、王座陥落でランキングも下がり、一つの時代が終わったのかなと感じました。
一方、現在のロマチェンコのボクシングの完成度は最終形まで来ていると思うほど華麗で観ている人すべてを納得させるほどの内容でした。
最高級の評価でしょう!
ボクシングスキル全てを持っているワシル・ロマチェンコ、まだまだトレンドの最先端を行く感じです。
最後に、ウクライナの最高傑作、ワシル・ロマチェンコのライブ映像は「WOWOW」のみで視聴可能です
華麗なフットワークや回転力のあるパンチ、ファンの心をメロメロにしてしまうボクシングテクニック
このロマチェンコの試合をLIVEで観たいと思いませんか?