各階級王者

番狂わせ!アンソニージョシュアがTKO負け!アンディ・ルイスが王者に!

下剋上!これだからヘビー級の試合は面白いし、何があるか分からない!

WBAスーパー/IBF/WBO/IBO世界ヘビー級タイトルマッチ、王者のアンソニー・ジョシュアVSアンディ・ルイス・ジュニアの試合は、アンディルイスのパンチの攻撃が冴えて王者のアンソニー・ジョシュアをTKOしてしまいました。

見た目「ぽっちゃり」のアンディルイスが統一王者に。

ジョシュアはワイルダー戦がこの後予定していたと思いましたが・・

この詳細を書いていこうと思います。

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WBAスーパー/IBF/WBO/IBO世界ヘビー級タイトルマッチ

アンソニー・ジョシュアにとって初めてのアメリカでの試合です。なんか以外ですね・・

当初ジョシュアの対戦相手はジャーレル・ミラーでしたが、禁止薬物使用で却下。

代役としてアンディ・ルイス・ジュニアに決まりました。アンディ・ルイスは4月20日にも試合を行ったばかり。体調は大丈夫なのか?

ここでジョシュアとアンディ・ルイスのプロフィール

アンソニー・ジョシュア

本名:アンソニー・オルワフェミ・オラセニ・ジョシュア
生年月日:1989年10月15日
国籍:イギリス
戦績:22戦22勝(21KO)
身長:198㎝ リーチ:208㎝

【獲得タイトル】
2009年度ハリンギー国際カップスーパーヘビー級優勝(アマチュア)
2010年度ABA国立選手権スーパーヘビー級優勝(アマチュア)
2010年度ハリンギー国際カップスーパーヘビー級優勝(アマチュア)
2011年度ハリンギー国際カップスーパーヘビー級優勝(アマチュア)
ロンドン五輪スーパーヘビー級金メダル(アマチュア)
BBBofC英国ヘビー級王座
コモンウェルス英連邦ヘビー級王座
WBCインターナショナルヘビー級王座
IBO世界ヘビー級王座
第21代IBF世界ヘビー級王座
第21代WBO世界ヘビー級王者
WBA世界ヘビー級スーパー王座

ボクシング開始からわずか4年で金メダリストのボクシングエリート。

 

アンディ・ルイス・ジュニア

本名:アンドレス・ポンセ・ルイス
生年月日:1989年9月1日
国籍:メキシコ
戦績:33戦32勝(21KO)1敗
身長:188㎝ リーチ188㎝

【獲得タイトル】
NABF北米ヘビー級王座
WBOインターコンチネンタルヘビー級王座

 

・ アマチュア時代の戦績は110戦105勝5敗。
・ 2007年には世界選手権、プレオリンピックに出場するがメダル獲得はならず。
・ ボブ・アラムのトップランク所属。
・ トレーナーはフレディ・ローチ。
・ 愛称は破壊者の意味を持つ「デストロイヤー」。

 

アンソニー・ジョシュアVSアンディ・ルイス・ジュニア前日計量。

アンソニー・ジョシュアとアンディ・ルイス・ジュニアの前日計量が行われて、ジョシュアが247ポンド1/2(112.26キロ)。

アンディ・ルイスが268ポンド(121.56キロ)で計測。

体重ではアンディ・ルイスが9キロ重かったが、身長では10センチ、リーチでは25センチ上回るジョシュアが有利とされていました。

アメリカ初参戦のジョシュア、アメリカでも十分にアピールしたいものです。

ですがヘビー級のボクシングは何があるか分からない。ワンパンチで形勢逆転しますから。

それを見事に体現したのがアンディ・ルイスでした。

見た目は「ぽっちゃり」でホントに大丈夫かと思いますが、なんでなんで、接近戦のパンチの回転力はヘビー級にはないスピード。

「マイク・タイソン」を彷彿とさせるようなパンチスピードに注目です。

 

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アンソニー・ジョシュアVSアンディ・ルイス・ジュニア

それでは試合内容を。

1~2ラウンド

アンディ・ルイスが手数を出し前に出る。

だがジョシュアも足を使い様子をうかがう。落ち着いたラウンドだった。

ジョシュア優勢

3ラウンド

ジョシュアがルイスの攻撃のパターンのインプットが終了したか、鋭いジャブでルイスをついていき、右からの左フックでアンディルイスダウン!

この左フックは速かった。そしてアンディ・ルイスはビックリした表情でジョシュアを見る。

ここでジョシュア試合を決めるかと思いきや、不用意に入り込んだか、今度はアンディ・ルイスがジョシュアの左右のテンプルにパンチを当て、ジョシュアダウン!

 

なんてこった!

ジョシュア、足がふらついていておぼつかない様子、以前から「打たれ強くない」と言われていたが、それがモロに出た様子。

そしてアンディ・ルイスが速い回転力のパンチで畳みかけジョシュア2度目のダウン!ヤバイ、ジョシュア負けるかも・・

立ち上がりここでゴング。このラウンド、ルイス1回のダウン、ジョシュア2回のダウンです。

4~6ラウンド

4ラウンドもアンディ・ルイス行きたいが、スタミナ不足か、距離を取ってしまう。一方のジョシュアは完全にダメージ回復に努めている。

5,6ラウンドもアンディ・ルイス優勢、ジョシュアに近づいて速い左ジャブからの右ボディーブローが完璧に決まる。

このままだとジョシュア本当にヤバい。

7ラウンド

お互いに左フックの相打ちからアンディ・ルイスがワン・ツーでジョシュアグラつく。

ジョシュアの左耳あたりにパンチが当たって、脳がグラついたか?

そしてアンディ・ルイスが左右のパンチを当てていきラッシュでジョシュアたまらずダウン!

ジョシュア起き上がるが、またもアンディ・ルイスの猛攻に2度目のダウン!

ジョシュアマがウスピースを吐き出し、口にくわえようとしないでコーナーに行く。これは戦意喪失の証?

レフリーが確認するが、ジョシュアはファイティングポーズ取ろうとしない・・

これを見てレフリーが試合をストップ!

7ラウンド1分27秒TKOでアンディ・ルイスがアンソニー・ジョシュアに勝利!

大番狂わせ、アンディ・ルイスにとっては大金星を上げました!

 

動画:アンソニー・ジョシュアVSアンディ・ルイスTKO編

 

アンディ・ルイスはパンチの回転力が速くて、とてもヘビー級の速さではなかったですね。

そしてパンチ力も◎強かった。

ジョシュアは体調不良だったのか?いつもの動きではなかったような気がします。

アメリカデビュー戦でプレッシャーがあったか??

まとめ

ボクシングIBF、WBAスーパー&WBO世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦は、大方の予想を裏切り、挑戦者のアンディ・ルイスが統一王者のアンソニー・ジョシュアを7ラウンドTKOで下し新チャンピオンに!

これはヘビー級にとって大番狂わせ、アンディ・ルイスにとっては大金星の試合でした。

しかもアンディ・ルイスは4月20日に試合を行ったばかりでのこの試合運びなので、実は過小評価されていたのかもしれません。

戦績もこれで34戦33勝(22KO)1敗。ジョシュアは23戦22勝(21KO)1敗となりました。

ボクシングエリートのジョシュアはこれで王座陥落でデオンテイ・ワイルダーとの統一戦も白紙に。

アンディ・ルイスVSデオンテイ・ワイルダーの王座統一戦となるのか?

これからもヘビー級の試合は目が離せません!

おわり

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