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【ボクシング】現役限定!フェザー級最強王者は誰だ?

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フェザー級では、最近では日本人の目立った活躍は見られませんが、過去を見るとホルヘ・リナレス、栗生隆寛、そして長谷川穂積選手らが王座に就いた階級です。

今フェザーに日本人チャンピオンはいませんが、なんとこの階級には全階級通じて最多の7人もの王者がいます。

WBAスーパー王者にレオ・サンタ・クルス、WBA正規王者にはアブネル・マレス、WBA暫定にへスス・ロハスと、WBAにはこの3人です。

WBCにゲイリー・ラッセル・ジュニア、IBFにはリー・セルビー。WBOにも2人いて、正規王者がオスカル・バルデス、暫定がカール・フランプトン。

では、それぞれの選手を詳しく見ていきましょう

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WBAスーパー王者 レオ・サンタ・クルス

WBAスーパーにいるのは、レオ・サンタ・クルス。

メキシコのボクサーで、現在までIBFバンダム、WBCスーパーバンダム、そしてフェザーの王者と、三階級制覇を成し遂げています。

戦績は36戦34勝19KO1敗1無効試合。アマチュア時代には、全米選手権のバンダム級で、現在WBC王者のゲイリー・ラッセル・ジュニアと戦い敗れています。

手数の多いアウトボクサー。接近戦では少し脇が開くような癖と、バンダム上りの選手で若干力の目減りが見受けられますが、それを手数で補えるスタミナを持った選手です。

メイウェザー対パッキャオの前座として行われた、対ホセ・カイェターノ戦でWBAフェザーのチャンピオンとなりました。

なぜかサンタクルスはビッグマッチの前座が多いんですよね。手数でお客さんを盛り上げられるからでしょうか。

ホセ戦の次、WBAフェザー級2位だったアブネル・マレスと激闘を繰り広げます。この試合にはWBAスーパー王座、WBCダイアモンド王座認定試合として行われました。

ESPNで放送されたボクシング中継では最高視聴率をたたき出したこの試合は、両者ともに手数の多い好勝負でしたね。

序盤はマレスの突進に若干手を焼いているサンタクルスの様子が見てとれましたが、次第にジャブでコントロール。

4ラウンドからはサンタクルスのプレッシャーが勝る場面が増えていき、マレスの被弾も多くなっていきます。2-1でサンタクルスが判定勝ちし、3階級制覇を成し遂げます。

次のキコ・マルチネスは、カール・フランプトンやスコットクイッグ等ビッグネームには負けていますが、長谷川穂積選手を完封したボクサー。

マルチネスとの試合はサンタクルスが1ラウンドにダウンを2回奪ったものの、マルチネスは5回まで持ちこたえました。

サンタクルスがTKOするまで両者ともに、なんと1,000以上のパンチを放っています。5R内で1,000以上は、とんでもない多さです。

12Rフルで戦っても、中々1,000以上はいきません。

次とその次は、共に現在WBOの暫定王者にいるカール・フランプトンとの2連戦。

1戦目、手数はいつも通り断然サンタクルスの方が多かったんですが、適格性がなかったです。フランプトンの目の良さと、ヘッドスリップのうまさが光った試合。

2ラウンドにフランプトンの左フックがカウンターで入りぐらつく場面もあり、サンタクルスは見せ場をつくれなかったですね。

サンタクルスの外を回ってくるパンチに対し、フランプトンは細かいストレートやアッパーをコンパクトに内側から当てていました。

ドローの判定も1人いましたが、他2人は大差でフランプトン。この試合でフランプトンは北アイルランド出身で初の2階級制覇王者となりました。

次のダイレクトリマッチも、期待にたがわぬ激闘です。

相変わらずフランプトンの目がいい。ヘッドスリップとダッキングだけでかわす場面は1戦目よりも多かったですが、その分フランプトンの手数が減りました。

フランプトンが前に出ようとすると、サンタクルスの左で止められ顔が上がるシーンが多かったです。

とはいっても、この試合も拮抗した好勝負でした。一人はドローで、他二人が115-113。さすがにラバーマッチはないと思いますが、サンタクルスの手数は好勝負を生み出しますね。

ちなみに両者ともにファイトマネー1億円以上を獲得しています。

直近の試合であるクリス・アバロスとの一戦も、手数と突進力で押し切りました。少しTKOも早い気がしましたが、逆転のあまり考えられないワンサイドだったので仕方ないですね。

贅沢を言うなら、もう少しパワーを身に着け、倒し切ってほしかったです。

そして次戦はESPN最高視聴率をたたき出した対アブネル・マレスとの第二戦。6月9日に行われます。

このようにサンタクルスは再戦が多いですね。

次戦の含め7戦のうち、2戦が再戦です。しかも相手が下の階級から上がってきたチャンピオンなので

今後はゲイリー・ラッセルジュニアや、オスカル・バルデスのように、ナチュラルでフェザーの王者と戦い勝利できれば、さらに評価は上がるでしょう。

 WBA正規王者 アブネル・マレス

WBA正規王者にいるのは、メキシコ系アメリカ人のアブネル・マレス。2016年にへスス・クエンジャとの戦いに勝利し、WBA正規王者になりました。

バンダムからフェザーまでの3階級を制覇しており、4度の王座に輝いています。

2004年のアテネオリンピックにも出場しており、アマチュアでの経験も豊富。2003年にはリゴンドーとの対戦経験もあります。

2005年にプロデビュー。デビュー時はバンダム級です。バンダムで行われたトーナメントで、よくないことですが、マレスのローブローが話題になりました。

対ビック・ダル二チャン、ジョセフ・アベコ戦ともに連続でローブローが明らかに入っています。

深いダッキングからボディを狙っていくので、ローブローに入ってしまうのでしょう。

故意ではないと思いますが、特にアベコ戦はレフェリーの明らかなミスジャッジもあり、マレスに対して悪い印象がついてしまった試合でした。

それもあってか、階級を上げてスーパーバンダムになるとアウトボクシングが目立つようになったと思います。

スーパーバンダムに上げての1試合目対エリック・モレノ戦では、遠い距離からの綺麗なワン・ツーがよく出ていました。

これで接近戦もアウトボクシングも両方に適応出来ることを証明した形になりましたね。

それまで約10年間負けのなかったスーパーバンダムのスーパー王者アンセルモ・モレノにも土を付けました。

対アンセルノの試合では、エリック・モレノとは全く違う突進型スタイルで圧倒。接近しての右がよく効いていましたね。

フェザーに移り王者の座に就いたのは、ダニエル・ポンセ・デ・レオンとの試合です。2回に1度ダウンを奪い、9回TKOで勝利しました。

そして初防衛戦は日本でもおなじみのジョニー・ゴンザレス。

ジョニーゴンザレスは勝ったり負けたりの選手で、デビュー2戦は連敗しています。

ここからチャンピオンになれるんだから、気持ちがつよいんですね。西岡戦でくらった豪快なダウンや、長谷川選手を倒した試合が、日本人として頭に残っていると思います。

ジョニゴンは、ポンセ・デ・レオンにも判定で負けていたので、この試合はマレスの勝利が有力だとされていましたが、ジョニゴンの左フックが決まり、結果は1Rノックアウト。

ジャイアントキリングでした。

その後3試合を挟み、上述の激闘になったレオ・サンタ・クルスとの1戦を迎えます。

突進するマレスは3ラウンドまでサンタクルスと互角に勝負を進めます。

インファイトであればマレスに分があるとは思いますが、うまく突進をジャブで止められるシーンが4ラウンドから多くなっていき、結果は判定でサンタクルス。

しかし、最終ラウンドまでお互い手数の減らない名勝負でした。ESPNのボクシング放送で最高視聴率をたたき出すのもうなずけます。

そして予てより望まれていたサンタクルスとの再戦が、6月9日に行われる予定です。

サンタクルス第一戦の次の試合、へスス・クエジャとの1戦でWBAフェザーの正規王者の座を手に入れます。2016年のことです。

これ以上の王者乱立を防ぎたいWBAは、予てよりサンタクルスとマレスに統一戦を命じますが、放映権との問題で中々実現にはいたりませんでした。

2018年6月9日、名プロモーターのリチャード・シェイファーの働きかけ、両者の強い希望もあり、やっと実現します。

フランプトン戦を見ても分かる通り、サンタクルスはアウトボクサーらしく2戦目は相手をコントロールすることに長けている印象を受けます。

最近判定の試合が多く、年齢からいってもパワーの増加は見られません。

順当にいけばサンタクルスでしょうが、前回のような突進からのパンチがサンタクルスに当たれば勝機もあります。

ジョニゴンにやられたようなジャイアントキリングを、今度はやり返してもらいたいものです。

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 WBA暫定王者 へスス・マヌエル・ロハス

ロハスは2017年9月に暫定王者を獲得し、まだその座についています。

クラウディオ・マレーロ戦を見ましたが、相手に頭をくっつけてボディかフックで勝負するインファイターですね。

といってもマレス程の突進力があるわけでもないので、サンタクルスのクラスにはアウトボクシングで手も足も出ないでしょう。

ジャブがもう少し欲しいですね。

ガードを固めて相手に近づきインファイトが出来ればいいのですが、その前にジャブで阻まれてしまえばそれまでなので、今後はより戦いのバリエーションが増えればいいですね。

 WBO正規王者 オスカル・バルデス

現在24戦24勝19KOのパーフェクトレコードを持つのが、WBO正規王者のオスカル・バルデスです。

2008年の北京と、2012年ロンドン五輪への出場経験があるアマエリートです。プロでは、アマ出身らしからぬ力強いパンチで人気を集め、KO率は79%に上ります。

スーパーフェザーでも戦った経験があるので、ナチュラルなフェザー級選手との対戦が望まれるレオ・サンタクルスの相手候補として名が挙がっていますね。

ジャブ、ストレート単発ではスピードがあまり感じられませんが、コンビネーションになったときの回転力は凄いです。

フットワークもいいですね。ミゲル・マリアッジ戦では常に相手の正面にいないラウンドが多かったです。

あまり良い注目のされかたではありませんでしたが、話題になったのは対スコット・クイッグ戦です。

スコット・クイッグによる体重超過でひと悶着あり、試合時両者の体重は約3kgあったそうです。

しかし試合自体は攻防目まぐるしい好ファイトで、終わってみれば3-0のバルデス勝利でした。

スコット・クイッグ戦で名を上げたと思うので、次はビッグファイトに期待です。

アブネル・マレスのようなタイプなので、サンタクルスとの統一戦などが望まれますね。ただ、この試合で顎など故障個所も多いようなので、中長期の戦線離脱は免れないかもしれません。

アマでの実績も十分で、まだ27歳のファイターなので、今後に期待です。

WBO暫定王者カール・フランプトン

北アイルランド出身で初の2階級制覇を成し遂げたプロボクサー。WBO暫定王者についたのは最近で、4月21日の対ノニト・ドネア戦で獲得しました。

フランプトンの地元の北アイルランド・ベルファストで行われたので、フランプトンへの歓声が凄かったですね。さすが今最もボクシングが熱い英国です。

上述のバルデスがスコット・クイッグ戦で受けたダメージによる休養のため、WBOに暫定王者がもうけられ、それを決めるための対ドネア戦でした。

フランプトンの強さよりも、ドネアの衰えが目立つような試合でした。一発のカウンターばかりを狙いがちなドネアなので、フットワークを使うフランプトンについていけてませんでした。

結果はフランプトンの大差判定勝。これでWBOの暫定王者を獲得。

上述のレオ・サンタクルスやスコット・クイッグとも戦い激闘を演じています。

サンタクルスには1勝1敗のイーブン。勝利したサンタクルスとの1戦でWBAフェザーのスーパー王者もになっています。

リーチが短いのですが、フットワークを使ってのアウトボクシングや、インファイトも両方こなすオールラウンダー。

スーパーバンダム時代、リゴンドーとの対戦は回避していたようですが、サンタクルスのような手数の多い相手の方がかみ合うし、盛り上がるでしょう。

リング誌は、当時無敗だったサンタクルスを破ったことを評価し、フランプトンを2016年のMVPとし、ESPN、英ボクシングニュースも彼をMVPとしています。

しかし、サンタクルスのダイレクトリマッチ以降、若干精彩を欠いているようです。サンタクルスに敗戦後の復帰戦、相手はオラシオ・ガルシア。

2015年に長谷川穂積選手と対戦しているガルシアですが、判定で長谷川が大勝、その後は目立った戦績も残せておらず、復帰戦にはふさわしい選手と言えます。

それでも、フランプトンはこの試合でダウンを奪われます。序盤はスピードで圧倒していたのですが、後半被弾が目立ち、7ラウンドにはダウン。

3-0でフランプトンの勝利でしたが、そこまでの大差ない辛勝でした。

フランプトン第一戦での勝利や、スコット・クイッグとの戦いを見て、フェザーでもいけるかなと思いましたが

やはりフェザー級で身長、リーチのハンデが浮き彫りになってきたのかなというのが今のフランプトンです。

今後はIBF王者で、同じ英国のリー・セルビーとの統一戦が期待されますね。是非生き残ってほしいです。

 IBF王者リーセルビー

2015年よりIBFの王者にいるのが、フランプトンと同じ英国出身のリーセルビー。

エフゲニー・グラドビッチとの世界戦に勝利し、IBF王座を手に入れます。初防衛戦では、長谷川穂積選手をTKOで下したフェルナンド・モンティエルに大差判定勝。

続いて現在まで5度の防衛に成功しています。27戦26勝9KO1分という戦績からも分かるように、力はありませんが手数の多い技巧派ですね。

27戦のうち、そこまで名前のある選手との試合がないので、今後はそれが求められます。

2017年フランク・ウォーレンと契約をしたので、今後のビッグマッチに期待です。特に同じ英国のフランプトンとの対戦は英国ファンも待ち望んでいるでしょう。

WBC王者ゲイリー・ラッセル・ジュニア

2015年3月からと、今いる7人の王者の中で最も在位期間が長いのが、このゲイリー・ラッセル・ジュニアです。

スピードであれば、この選手が7人の中でトップですね。なんと言ってもハンドスピードが凄い。サウスポーなので、右のフックでのフィニッシュが多いです。

2005年に開催された全米選手権、ゴールデングローブでともに優勝。アメリカのトップアマ的存在でした。

ガード少しだらりと下げ、重心を低くし相手を見上げ、且つそのハンドスピードを活かしたスタイルの完成度は高いですね。

ナチュラルなフェザーだと思うので、フェザートップの選手であることは間違いないですが、試合が少なく話題性に欠けます。

2015年に王者を獲得してから2018年現在までで3試合のみ。

その間にサンタクルスとマレス、サンタクルスとフランプトン、オスカルバルデスとスコット・クイッグなど、この階級はどんどん活性化されていっています。

まだ29歳なので、今後さらに一花咲かせることは出来るでしょう。2018年5月に、約一年ぶりの防衛線を行います。

ラッセルの試合成績は30戦29勝17KO1敗。1敗の相手はPFPトップ選手のワシル・ロマチェンコです。

今思えば、ロマチェンコにあそこまで喰らいついたのは、ラッセルジュニア以外には2戦目のオルランド・サリドくらいではないでしょうか?

サンタクルスもマレスもフランプトンにも、中々ラッセルジュニアとの対戦の話は出てこない。

プロモーターの意向なのか、陣営が対戦を避けているのか分かりませんが、最も実力のあるであろう現在の最長王者と試合し勝つことは、彼らにとって良いターニングポイントになるはずです。

フェザー級最強王者は?

結論から言えばサンタクルスです‼

突進型のマレスとはまた戦いますが、ジャブでコントロールするのが上手いサンタクルスが勝つでしょう。

フランプトン戦を見ても、適応力はあるでしょうから、距離を取り初戦以上に試合を支配すると思います。

サンタクルスの対抗馬は、やはりゲイリー・ラッセル・ジュニア。

サンタクルスは、今まで下の階級から上がってきた選手との試合ばかりで、元々この階級にいる王者との試合がありません。

オスカル・バルデスは戦線を離れたので、今の相手はラッセルジュニアがベストでしょう。それにラッセルジュニアのスピードに対抗できるのは、サンタクルスの手数だけですね。

試合数などをかんがみて、トップがサンタクルス、次にラッセルジュニア、そしてフランプトン、バルデス、マレスは同率だと思います。

その後にリー・セルビーとへスス・ロハス、こういった順序でしょうか。

フェザーは本当に王者が多すぎるので、是非WBSSのようなトーナメントをしてもらいたいものです。

まとめ

現在フェザー級には王者が7人

何を以てして王者なのか、という疑問が浮かび上がってくるような階級です。

今度のサンタクルス対マレスで統一が行われますが、今後はトーナメントのような形をとって、是非本当の意味での最強を決めてほしいですね。

最強は、最近の活躍から見てもサンタクルスとさせていただきました。

下の階級から上がってきた選手ではなく、バルデスやラッセルジュニアのようなナチュラルのフェザー級選手と戦い、さらに実力を証明してほしいです。

おわり

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