え~~
あの、ロマゴンがダウン・・しかも完璧な大の字KO負け。。
まさか、あのロマゴンが・・信じられない光景が目の前に存在します
やはり複数階級は難しいのですね・・
日本時間9月10日世界中に衝撃が走りました
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ
ローマン・ゴンサレス対シーサケット・ソー・ルンヴィサイ
僕的には、前回僅差の判定負けを屈しているので、今回はしっかり対策をしてきて挑んでいると思いましたが・・
いくらスーパーフライ級では厳しくても、いくらスーパーフライ級では、ぽっちゃりしていても
あの「ロマゴン」だったらこれまでのラッシュで勝つだろう!そう思っていました
だがしかし、対戦相手シーサケットも当然ながらロマゴン対策をしている訳で。
前回の一戦から4か月間みっちり対策をしてきました
なお、シーサケット陣営では、前回のロマゴン戦は2か月の準備期間、今回は4か月間も準備期間があったのでみっちりできたと
第1ラウンド
序盤からお互い積極的にパンチを応酬、見た目にもアグレッシブな展開です
でもパワーはシーサケットに分があるか
前回もロマゴンはバッティングで目から血を流したので接近戦は大分気にしています
※バッティンング=頭と頭がぶつかること。偶然だったら問題ないが、故意のバッティンングは行った方に原点が当たえられる
ボディーブローはシーサケットがいい角度で打っています
第2ラウンド
お互い相打ちが目立つ。リング中央で応酬
手数もお互い出ている。シーサケットはボディを多めに打つ
有効打はシーサケットに分がある
第3ラウンド
シーサケットが積極的に出る。ロマゴンも出るがパワーはシーサケットに分が
シーサケットがパンチを上下に打ち分ける。ロマゴンはバッティングを気にしているせいか、中にはいりこめないがラウンド終盤に手数を出しこのラウンドロマゴンが制す
第4ラウンド
ラウンド初めにロマゴンがノーモーションで右ストレートを出す
シーサケットは徹底してボディーブロー攻撃
そしてシーサケットが上下にパンチを散らしていく。それに答えるかのようにロマゴンもショートパンチを繰り出す
そして1分過ぎ、ロマゴンが右を出そうとした瞬間にシーサケットが右ショートフックをカウンター気味に当てに行きロマゴン ダウン!!ダウン!!
すぐ立ち上がったが、ロマゴンはまだ効いている模様、シーサケットはここでラッシュをかける。
ロマゴンも応戦するがあまりパワーがない、、
そして4ラウンド1分18秒、またもシーサケットの右カウンターがまともに当たり
ロマゴン大の字でダウン!そのままレフェリーが試合を止める。ロマゴンはしばらく起き上がれません。ダメージがありそうです
あのロマゴンが完膚なきまでにやられました。もちろんシーサケットも強い選手です。
ロマゴンに2回勝っているし、ショートレンジからの攻撃はパンチの切れもあり厄介です
だが、以前のロマゴンだったらこんな負け方はしなかっただろうと思います。
完全に逆になってる
ロマゴンの時代が終わりましたね、年齢も30歳だし限界か?
そして、この試合のセミファイナル、井上尚弥対アントニオ・ニエベスの一戦がありました
この試合は井上にとって初めてアメリカでの試合、メジャーデビュー戦です
素人目線だと緊張して思うように攻撃できないかなと思いましたが、全然そんなことはなく初回からガンガン攻めていました
2ラウンドにはKO寸前まで追い込みましたが、井上尚弥がゴングの時間を間違えるハプニング(残り10秒前の合図をゴングと勘違い)
KOを逃しましたが、6ラウンドにボディーブローでダウンを奪い6ラウンド終了時に相手側が棄権の申し込みがありTKO勝利!
初のアメリカ戦でKOデビューを飾りました
このKO勝利はアメリカならず、他の国(ボクシングが盛んなイギリスなど)からもすごい選手だと喝采でした(井上は海外でも大人気です)
新スター誕生の瞬間です!!
これで完全に井上尚弥VSロマゴン戦は消えたと思います。ロマゴンの商品価値が暴落なのでやる意味がありません
次回以降モンスター井上尚弥は誰と戦うのか?ロマゴンを破ったシーサケットか?それとも他団体のチャンピオンか?
井上尚弥は減量苦からこのスーパーフライ級での残り試合は少ないと思います。やって2試合?
なのでシーサケットと戦って勝って最強を示してバンタム級にいくのか?ほかのチャンピオンと戦って統一チャンピオンとなってバンタムに行くのか今後の戦いから目が離せません
個人的には「モンスター」ぶりをいかんなく発揮して上の階級に行ってほしいなと思います