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【ボクシング】現役限定!ウェルター級最強チャンピオンは誰だ!

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ウェルター級はボクシングの花形階級。プロボクシングでの契約体重は63.503kgから66.678kgであり、欧米選手の体格に適当なクラスとなっています。

パワーとスピードを兼ね備えた、数々のスーパースターが生まれた階級です。メイウェザーやパッキャオもこの階級で活躍していました。

ちなみにこの階級で日本人のチャンプは誕生していないですね。スーパーウェルターとミドルはいるので、チャンピオンの出ていない最軽量の階級と言えます。

花形階級だけあって、この階級のチャンピオンは名前のある選手ばかり。キース・サーマン、エロール・スペンス・ジュニア、ルーカス・マティセ、ジェフ・ホーンが君臨中。

そして、まだチャンピオンではありませんが、この階級に新陳代謝を起こすであろうテレンス・クロフォードもウェルターに上げてきました。

では、それぞれチャンピオンの特徴を見ていき、誰が最強か探りたいと思います

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WBO王者 ジェフ・ホーン

今4人いる王者の中では最も無名。しかし、その無名選手がビッグアップセットを起こしたことは記憶にも新しいですね。

オーストラリアのブリズベンで行われたマニー・パッキャオvsジェフ・ホーン。

前評判は、いくら衰えたとはいえ、ホーンのような無名選手にパッキャオが負けるはずがない、というものでした。

しかし、いざ蓋を開けてみると、不格好ではありますが、ホーンのフィジカルボクシングにパッキャオは終始押され気味。

判定に関して議論があるようですが、ジェフ・ホーンの手数、常に前へ出る姿勢、ホームタウンであるという事を考慮すれば、ホーンの勝ちは納得できます。

アマ歴も輝かしいもの。スーパーライト級で、ロンドン五輪への出場経験もあります。

プロデビューはロンドン五輪翌年の2013年。

5戦目でオーストラリア国内ウェルター級王者に。続いて2016年、ドイツ人のリコ・ムエラー相手に9RTKOで勝ち、WBO第二位のトップコンテンダーになります。

その後1戦を挟み、冒頭の対パッキャオ戦にこぎつけます。

元々パッキャオ対アミール・カーンの試合がドバイで行われる予定だったのですが、公式アナウンスされたのは、オーストラリアでのパッキャオ対ホーン。

驚きと失望とともに、そのファイトは迎えられます。対カーンですと、どうしても名前負けしますからね。

パッキャオもツイッターで、「I don’t know who Jeff Horn is」と発言、つまりホーンの事など全く知らないという事です。

しかし、結果は知っての通りパックマンの判定負け。CBSスポーツはイーブン、BoxNation’sは115-113でホーン勝利としましたが、その他ESPN等大手メディアはパッキャオ支持。

フィリピン国内ではもちろんこの判定に対する不満が多く、WBOがそれに応え再判定を行いました。

公式結果は覆らないという前提条件のもと、1ラウンドずつの採点を行ったところ、7ラウンドはホーン、5ラウンドはパッキャオの10-9だったようです。

パッキャオとのリマッチも組まれようとしましたが、2017年12月に行われたのはゲイリー・コーコラン戦。無名同士で殆ど注目されませんでしたが、次は注目度上がるでしょう。

次戦は2018年6月9日対テレンス・クロフォードです。

パッキャオ戦も含め、19戦目まですべてオーストラリア国内で試合をしてきたジェフ・ホーン。クロフォードとは、ボクシングの聖地MGMグランド、しかも試合はESPNで放送予定。

疑惑の判定でパッキャオに勝った悪者という意味合いが強いので、クロフォード戦でのパフォーマンス如何では、アメリカ国内で名前を売る大チャンスです。

 

 WBA王者 ルーカス・マティセ

パッキャオの次の相手はこの男。現WBA世界王者のルーカス・マティセです。この2人はかみ合うでしょう。

2012年から2013年までスーパーライト級の暫定王者として君臨し、2018年1月から現在、ウェルターの王者になっています。

ビッグネームの割には戴冠期間が短いですよね。しかもスーパーライトは暫定のみ

それでもここまで名前があるのは、やはりそのファイトスタイル故。アルゼンチンボクサーの特徴なのか、アグレッシブにプレッシャーをかけるスタイル。

負けもありますが、観客を惹きつけるファイトをしてくれます。

プロデビューは2004年。もう14年選手のマティセ。アマ時代には、同じアルゼンチンのマルコス・マイダナとも試合をしています。成績は3敗1分だったそうです。

デビュー時はスーパーライト級でした。

最初のビッグマッチは対ザブ・ジュダー。10ラウンド目にジュダーからダウンを奪いますが、そこで決めきれず、その他ラウンドを支配したであろうジュダーが勝利。

どちらが勝ってもおかしくない試合でしたが、2-1でジュダーに軍配があがりました。

その後も、デボン・アレキサンダー、レイモント・ピーターソン、ダニー・ガルシア、ビクトル・ポストルなどの大物と戦っています。

対戦相手の質が、マティセの評価を高めている一因です。

初の戴冠はWBCでのスーパーライト級暫定王者。アジョス・オラスガンと戦い勝利しました。

ザブ・ジュダー、デボン・アレキサンダーに2敗してからの、やっとのチャンピオン奪取です。マティセはどちらの試合でも見せ場は作ってくれました。

そしてどちらもかなり微妙な判定で負けている事から、半官贔屓でマティセの応援につくファンも多いのでしょう。

レイモンド・ピーターソン相手に2度目の暫定王座防衛に成功。

同郷のマルコス・マイダナよろしくかなり大ぶりのぶんぶん丸。自分が放ったアッパーの勢いでスリップするほどでした。結果は3ラウンドのTKO勝ちです。

ピーターソン戦のパフォーマンスが評価され、38戦目は最大のビッグファイト、対ダニー・ガルシア戦です。

初回からお互い強烈な左右フックを放っていきます。マティセはいつものプレッシャー、ガルシアもそれにこたえます。

中盤からガルシアの的中率が上がり始めました。しかし、マティセは終盤からが強い!第10ラウンドあたりからプレッシャーがまた強まります。

11ラウンドにはガルシアのマウスピースが飛ぶほどの右を食わらせます。

そして同じラウンドにマティセもダウンする大激闘。最終の12ラウンドもお互いの大ぶりのパンチが交錯する接戦でした。

結果を見ればダウンを取ったガルシアの判定勝ちでしたが、マティセの評価もさらに上がった試合です。

その3試合はさみ、空位となっていたWBCのスーパーライト級王座決定戦をビクター・ポストルと戦います。この試合はマティセ初のKO負けとなってしまいました。

体格差にやられましたね。10cmの身長差、且つ技術のあるポストルなので、マティセの突進もうまくかわされるシーンが多かったです。これで3敗。

そして1階級上げ、44戦目でやっとWBAウェルター級正規王者になります。初の正規王者です。

初防衛戦は、いきなりマニー・パッキャオ。

マティセも既に35歳ですから、若さを利にするという事は出来ませんが、お互いのファイティングスタイルだと、お客さんを興奮させる1戦間違いなしですね。是非注目です。

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WBAスーパー王座 キース・サーマン

かなりの親日家で、後楽園ホールにも足を運んだことがあるキース・サーマン。

元WBAとWBCの同級統一王者であり、パウンド・フォー・パウンドでも上位に食い込んでくるファイターです。

ニックネームは「One Time」。8戦目まで全て1ラウンドKOで終わらせている事から、このニックネームが付きました。現在ウェルター級で最も強いパンチを持っているといわれます。

戦績は29戦28勝22KO1無効試合のパーフェクトレコード。

直近では、ロバート・ゲレロ、ショーン・ポーター、ダニー・ガルシアといったビッグネームに勝っています。

ロバート・ゲレロ戦は、アル・ヘイモンの企画するPBC(Premium Boxing Championship)第一回の目玉でした。その期待に違わず、両者とも手数の多い好勝負。

打ち合いも多かったですが、その殆どでサーマンが打ち勝ち、ゲレロはアウトボックスに転じる場面が多かったですね。

9ラウンドにはゲレロからダウンを奪い、終わってみれば120-107のジャッジもいた3-0の大差判定勝ち。

2試合前メイウェザーに負け、1試合前は亀海に勝っていたゲレロですが、このクラスには圧倒できると示したかたちのサーマンでした。

続いてのショーン・ポーターにも小差ながら判定勝利。トップ戦線での生き残りを果たします。攻防が頻繁に入れ替わる、こちらも拮抗したナイスファイトでした。

怪我で試合間隔が空いたのが原因なのか、サーマンはボディを嫌がりクリンチでしのぐ場面も見受けられました。

最終の10.11.12はサーマンが王者の意地を見せましたね。10.11ではポーターに強打を見舞い、最終回は後のないポーターがサーマンを追い詰め終了します。

ジャッジ3名とも115-113でサーマンを支持ました。

直近の試合はキャリア中最大のビッグファイト、対ダニー・ガルシア戦です。ともに無敗同士での戦いでした。

1ラウンドにいきなりサーマンの右がガルシアを襲い、試合終了も早いかと思われましたが、ともに見せ場を作り最終12ラウンドまで。

特に6ラウンドに決まったサーマンの左ボディは非常にきれいでした。

ガルシアが当てればサーマンも必ず返す。どちらか一方的な展開になることはなかったですね。

しかしサーマンはやはりボディが弱いのか、ボディでちょっと動きの止まる場面がありました。

どちらのペースも最後まで落ちませんでしたし、判定はどちらに転んでも全くおかしくなかったです。インタビューではガルシアも不満そうでしたね。

サーマンは、いまだに無敗を維持。しかし、ちょっと試合枯れしてしまっているところが残念です。

怪我が多い選手で、今は左手負傷の専念のため、WBC王座を返上している状態です。

次戦も決まっていません。

このような状態から復帰戦を行い、そのパフォーマンス如何で下降線を辿って行ってしまう選手も多いので、早めに完治させて、ウェルター最強のパンチを見せてほしいですね。

 

 IBFウェルター級王者エロール・スペンス・ジュニア

ウェルター近辺でよく言われるのが、「メイウェザーの後継者は誰か」という問題。

その答えに最も近いのは、おそらくIBFウェルター級王者のエロール・スペンス・ジュニアであると思います。

IBFの王者であったケル・ブルックを、敵地イギリスで粉砕。初防衛はレイモント・ピーターソンで、こちらも危なげなくクリアしました。

まだ初防衛を成功しただけにも関わらず、スペンスに対しては各主要メディアから好評価を得ています。

あくまでも噂レベルですが、メイウェザーとのスパーリングにおいて、メイウェザーの目にあざを作ったとの事。

ただ、顔面に良い一撃が入っただけかもしれませんが、現にメイウェザー自身もその実力に太鼓判を押しています。

メイウェザーがロバート・ゲレロ戦に向けて雇ったサウスポーのスパーリングパートナーの一人が、スペンスでした。

あざを作ったのが真実かどうかは分かりませんが、互角の勝負に打ち合っていたことは確かでしょう。

エイドリアン・ブローナー、ガーボンタ・デイビスと、他にも所謂「メイウェザーの後継者」はたくさんいますが、今のところ実績を伴っているのはスペンスでしょう。

クリス・アルジェリ、レオナルド・ブンドゥ、ケル・ブルック、そしてレイモント・ピーターソンに対して全てKO乃至TKO勝利。このクラスには敵はいませんね。

IBFのタイトルを取ったのはケル・ブルック戦、イギリスでの試合でした。

デビュー既に約14年で試合巧者振りを見せたブルックでしたが、パワー、テクニック、スピード、どれを取ってもスペンスが上手でした。

序盤から的確に入っていたスペンスの右ジャブと、強く打ち込む左ストレートでブルックの左目は見えない状態だったのでしょう。

10ラウンドにダウンを奪われ、11回にギブアップをします。

ケル・ブルックは2試合連続の眼下底骨折。スペンスは目の肥えたイギリスのボクシングファンにニュースターの到来を知らしめましたね。

続いてはニューヨーク・バークレイズセンターでの対レイモント・ピーターソン相手に初防衛戦です。

アメリカで試合をするのは約1年半ぶり。ピーターソンは、持っていたWBAのタイトルを返上し、IBFのスペンスに挑みます。

実質王座統一戦のようなものですが、オッズはなんと15-1。超が付くほどのスペンス有利、そして実際の結果もその通りになりました。

この試合でも常に出る右ジャブで相手の前進を止め、タイミングのいい左ボディストレートがよく入っています。

ピーターソンの方は不思議なくらい弱気に見えました。ガードを上げて前進はするものの先に手を出すのはスペンスの方で、結局追い込まれてしまいます。

5ラウンドから攻撃の手が激しくしたスペンスは、そこから終始ピーターソンを圧倒。8ラウンド終了時ピーターソン側からギブアップ。初防衛に成功します。

右ジャブを基本にした、完成されたサウスポーといった感じです。

同じメイウェザーの後継者と言われたブローナーよりも癖が少ないスタイルなので、長期政権も可能でしょう。リングの外でも謙虚で、問題も少ないそうですし。

2016年は2試合、2017年は1試合と試合の数が少ないように思えますが、そのスキルから様々な相手に対戦を断られているとの事です。

ジェフ・ホーン、サミュエル・バスケスはじめ、一度ピーターソンにも断られていますね。それを鑑みれば、ピーターソンの弱気な姿勢も何となく納得がいきます。

次戦はIBF3位のカルロス・オカンポを相手に2度目の防衛戦を行いますが、この辺りは勝ってくれるでしょう。

それよりも楽しみは、次戦以降だと話されているテレンス・クロフォード戦になってきます。

 

ウェルター級最強は誰?

ウェルター級のビッグマッチが6月に行われます。

スーパーライト級4団体統一王者のテレンス・クロフォードが階級を上げウェルターに殴り込み、最初の相手はWBO王者のジェフ・ホーンとなりました。

現在クロフォードは、どのメディアのPFPランキングでも5位以内には必ず入ってくる大注目の選手。

若干の衰えを見せるゴロフキンなので、将来性を含めPFP上位で最注目はロマチェンコか、このクロフォードでしょう。

クロフォードは2014年にWBOのライト級王座を獲得し、2015年にはWBOのスーパーライトを獲得。

そして2017年に史上3人目の主要4団体統一王者となっています。もちろん戦績は32戦32勝23KOのパーフェクトレコード。

ウェルターで3階級目になりますが、ジェフ・ホーン相手にどれほどのパフォーマンスが出来るのか?ウェルターにしては身長は若干低めですが、その分リーチが長い。

下の階級から上げてきたクロフォードなので、パッキャオのようにフィジカルボクシングに押されないかが心配ですが

技術・スピードでいえばクロフォード圧倒的有利と言っていいでしょう。ジェフ・ホーン対クロフォードは、クロフォードの勝利を予想します。

では、現在の王者達の中で最強は誰かというと、キース・サーマンエロ―ル・スペンス・ジュニアのいずれかでしょう。

怪我で試合枯れが目立つサーマンですが、ダニー・ガルシア、ショーン・ポーター、ロバート・ゲレロなど名前のあるボクサーに勝利の実績はあります。

対して今後ビッグマッチに恵まれれば一気に名前の売れるエロ―ル・スペンス。難しいところですが、2013年から王座を保持しつづけるキース・サーマンを最強としたいと思います。

勢いのある若いボクサーですが、上の上のチャンピオンとの対戦はまだありません。

そうならない事を願いますが、ブローナ―のように最上級の相手には惜敗してしまう、とならないとも限らないので、現時点ではキース・サーマン推しでいきたいと思います。

現在ウェルターのチャンピオン同士はまだ対戦がないので、是非実現が望まれますね。一先ず、ウェルターに乗り込んでくるクロフォードの次戦のパフォーマンスに注目です!

 

まとめ

現時点では、ウェルター級最強はキース・サーマンとさせて頂きました。

しかし、今後エロ―ル・スペンスがどのような強敵と戦い、どんなパフォーマンスをするかによって、リングを多少離れているサーマンに追い付き追い越す可能性も大です。

そしてクロフォードの参戦。

ジェフ・ホーンはクリアできると思うので、その後はクロフォード対スペンス・ジュニアが望まれますね。

その後、この試合の勝者がサーマンと出来れば、真の最強は誰かがはっきりすると思います

おわり

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